『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はっきりとしないあなたの態度より
あいまいな空 私の気持ち
【あいまいな空】短歌
「あいまいな空」
どうしよう降るかな
ちょっと間なら大丈夫かな
携帯の天気で雨の降りだしは…
んー微妙 でも行かないとな
あっ、悩んでる間に降ってきた…
今の問題解決に踏み出せずに
ウジウジしてる自分とおんなじあいまいな空
あの人の空は、快晴なのかなぁ。
私だけが、こんな空なのかなぁ。
あの人にとって私は、流れていく雲にすぎない。
どんなに泣いても、
風に流されてとどまる事が出来ない。
この空に嵐が来たら、幸せなのかなぁ。
雨が降るのかわからない曖昧な空。
厚い曇天は空一面を覆い、太陽の光は一切漏れ出てこない。
雨でも降ればきっと向こうは諦めがつくのだろうが、雨の気配は未だに感じられない。
−−−はあーあ、嫌だなあ。
私は玄関先でため息をつく。
体育が苦手な私は、体育祭が中止になってほしかった。
ダメ元で吊るした逆さのてるてる坊主は、中途半端にしか効かなかったのだろう。
題名 あいまいな空
私たちを取り囲むものは全て、曖昧だと思う。人々はやたらとカテゴライズすることを好むが、人間とはそう簡単に気持ちよく区別できるものではない。
だからはみ出しものが生まれてしまうのだ。
僕は物心ついた時から、男性が好きだった。よく聞かれる事がある。
「女性を好きになれないの?」と。
しかし僕はそんな皆様に問いたい。
「男性を好きになれないの?」と聞かれたことはあるのかい。
あいまいなものを嫌う人間は、こうして意識的にも無意識的にも僕のような「はみ出し者」を、どうにか型にはめようと奮闘する。
僕が型にはまらないことは、時に他人を不快にまでするようだ。
僕は夕焼け空が好きだった。否、好きではなく、羨ましかった。太陽が登るわけでも、月が上る訳でもなく、昼でも夜でもないオレンジ色のその空は、僕たちと同じ、中途半端なはみ出し者のようだった。しかし、そんなあいまいな空を、人は綺麗と言う。……羨ましい。
ボーッと、美しい夕焼けを見て、僕はスマホであるサイトへ書き込みをした。あいまいなその空の、写真を添えて。
「僕と同じ、曖昧な人へ、𓏸月𓏸日𓏸時𓏸分、𓏸𓏸海岸沿いで集まりましょう」
あいまいな空の下、オレンジ色が反射する海の音が、ザザー、ザザーとうるさいくらいだ。
その日集まった15人くらいのあいまいな人間に、僕は神様のような気分になって、言ってやった。
「あいまいでも、僕らは美しくなれます。その方法を見つけたのです」
そこからは一言も言葉を交わさず、1歩、また1歩と空に溶けていく。
足先から交ざって、オレンジに染まる僕達は、きっと美しい人間になれただろう。
頭までオレンジに染まった時、上を見上げて僕は絶望した。視界に入ったのは、僕達が心から羨んだ美しい空と、その下界である海を区別する、輝かしい水面だったのだ。
ふと下を見ると、僕の目の中と同じ、真っ暗な空間が無限に続いているように見えた。誰の目にも写りはしない、真っ暗な空間……僕は、ここで……。
だから僕は今でも、あいまいな空が羨ましいんだ。
『あいまいな空』
そういう時もあって当然だ。
私だってそうだもん。
答えが出せなくて曖昧になる時もある。
空もそういう気分なのね。
わかる分かる、お互い頑張ろう。
ふと、首筋に冷たいものを感じた。
『しまった、今日に限って傘を忘れてしまった。』
そう思ったときにはもう、私の体はずぶ濡れだった。
狐の嫁入り、というのは、太陽がしっかり顔を出しているのにも関わらず雨が降っていることを指す、と私は認識している。所謂お天気雨である。
しかし今日はそうではなかった。
朝は晴れていたのに、それから段々雲が出てきて、いよいよ雨が降りそうだというほど空が陰ってきたと思ったら、また晴れ間が差す。晴れなのか、曇りなのか、雨なのか…あまりにも、あいまいな天気だった。
考え事をしながら歩いていれば、もうすぐ家に着くという所まで来ていた。空は変わらず晴れない。雨のまま。
今日はもうずっと泣き続けることにしたのだろうか、鍵を回してドアを開けた。
途端に、周囲が静かになった。
あれだけ降っていたのに、雨が上がってしまった。見上げると、所々に光芒が見える。
『…いくらなんでも、天邪鬼が過ぎないか』
私は苦笑しながら、濡れた体を温めるために家の中に滑り込んだ。
その後はずっと、晴れだった。
「あいまいな空」
窓に広がるあいまいな空
降る確率は半々
出かけるならば傘を持って行くべきだろう
案外、晴れるかもしれない
やはり降るかもしれない
わからないお天気
何にせよこれから出かけるので
邪魔ではあるが傘を持つつもりだ
本当は外出は気が進まない
そういう気持ちに今日はなれない
しかしやるべき事はあるわけで
何のために行くのだろう
やりたかったこと、他にある
出来る自信は少しもないけれど
思うままやってみたい
しかし行かなければ義務は果たせない
虚ろに微睡む己を叱咤し
あいまいな空に我儘も溶かし込んで
さあ、準備をしよう
今日はこの能面もよく似合うだろうから
あいまいな空。雨が降るのか降らないのか。そういった天気は困るね。いっそ降ってたほうが楽だ。
最近雨が続いてるから涼しい。でも地味に暑い。エアコンをつけたくない感じの暑さだけどエアコンをつけないと眠れない、そんな暑さ。ただ今日は本当に涼しい。エアコンがいらないくらい。
天気の話題ってのは続かないね。雨だの晴れだの結構どうでもいいし。
なので昨日ポチったホームベーカリーのことでも書いてみるか。といっても実物はまだ届いてないんだけど。しかもこれが初ベーカリーだ。
何故今まで触れたこともないホームベーカリーを買うことになったのか。それは最近米粉パンのパチもんばっかり食べているからだ。
米粉パンのパチもんというのはパンを作るのに必要なドライイーストだかなんだかを入れないでただ米粉を水で練って焼いただけのものだ。
米粉で作るすいとん、はちょっと違うか。米粉焼いただけだから煎餅のほうが近いか。まぁそんな感じの食べ物。
これを作るのに今までは材料を自分で練っていたのだけどホームベーカリーはこの練る工程をやってくれるらしい。この練る作業は結構めんどくさかったからこれがなくなるなら金を出す価値もあるというものだ。
ついでにホームベーカリーでは餅も作れるというのが買うことを決めた要因の一つだ。作りたての餅、実にうまそうだ。食べてみたい。
とまぁそんな感じでホームベーカリーの購入に踏み切ったというわけだ。実際にホームベーカリーがどの程度使えるものなのかは知らない。期待しているぞホームベーカリー。
雲が多いのに眩しい日
降りたそうに身構える雨
気がつけば訪れる夜
何も言わずにソファに沈む
(あいまいな空)
地平線で海と空の境目がわからない状態を見たことがある。不安、というか、居ても立っても居られない気持ちになった。
とても強く紅く光る夕日
後ろを振り返れば淡い藍色
上を見ればなんとも言えない混ざりあった綺麗な色
同じ景色はもうない
少し 少しずつ変わり続ける曖昧な景色
瞬きするのすらもったいない
目に焼き付けるよう見て記憶する
ゲームをしてたらゲームを作ってみたくなって
音楽を聴いてたら歌が作りたくなった
バスケの選手を見てたらバスケがしたくなって
弾き語りを見たらギターが弾きたくなった
これなら出来るかもしれないと
淡い淡い期待を抱いて
いつか才能が開花して
周りに劣らない
なにかが手に入るんじゃないかと願っている
なにも出来ない僕には
なにかが出来る周りが羨ましくて
なにか自分には才能があると信じていないと
自分が壊れてしまいそうで
比べないと生きていけない僕はきっと
水色からオレンジ
曇天から晴天
境目があるようでない空が大好き
色番号で表せないような色が大好き
雲があってもなくても好き
/曖昧な空
今日は曖昧な空、私はそのような空が結構好きだ。
暑くもなく寒くもなく私にはちょうどいい。
曖昧な空は好き嫌いが分かれると思う。
晴れた日の方が好きという人もいるからだ。
昨日の空は天色だった。
昼間は紺碧。今は紅掛空色。
これから日が暮れていく間にまた変わるのだろう。
時間とともにうつろいゆく、あいまいな空。
曖昧な空を彼女はいつも晴れと言う。
僕はいつも曇天だと思う。
だから僕は彼女に憧れた。
隣にいると晴れやかな気分になる。
いつか気持ちを打ち明けようとしたがやめた。
彼女には明るく生きてほしいから。
僕の暗いのが邪魔だから。
あいまいな空
まさに日本の今の季節
晴れそうで晴れない
雨が降りそうで降らない
どっちつかずの空
いっそうのことどしゃ降りなら諦めつくのに
白黒つけたくなるような空
だけど
白黒つけなくてもいいのかも
人生だって同じだ
白にも黒にも転ぶんだから
晴れにもなるし雨にもなる
晴ればかりじゃないし
雨ばかりじゃない
晴ればかりだと暑いし
雨ばかりだと洗濯物乾わかないし
あー…、だけど、暫くは晴れてほしいかも
イベント、コロナ後のイベントやっているから
今日もあいまいな空
だけど、雨はやんでいる
お題
あいまいな空
『あいまいな空』
晴れなのか
雨なのか
わからない
曇り空
はっきりしないのは
僕の意志のよう
移り変わる
心の色は
グラデーション
去年の夏は
来る日も来る日も
泣いていたよ
心のpHが変わり
冷たい雨さえ
今は心地いい
あじさいの花が
終わる夏に
君を思い出しても
もう
泣いたりはしない
ねえ
私
前を向いて
歩いているよ
「あじさい」