『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空は
ぼくたちの関係を
あらわしているようでした。
きっとそれは
他には無いぼくらだけの
かたちなのでしょう。
あいまいな空…あの時と同じ空
俺は一体どうすればよかったんだ?
あの日、俺が正しい行動をしていたら、
お前は絶対死ななかったのに。
もうあの時には、戻れない。
もし、戻れたとしたら…
今度は、絶対死なせはしない…
ゴメンネ…先に死んじゃって…
私が勝手に動いたから…
私があの時、しっかり動いていたら…
後悔しても、私は手遅れ。
だけど、君が責任を感じることはないよ。
私のせいだから。
もし生まれ変われるのなら…
私は、君の隣で笑っていたい
20XX年
あれから、彼女達は、生まれ変わり、偶然のように
出会うことが出来ました。
「真衣ー!はやくして!」 「待ってよっ!はぁはぁ…っはやいってば!蓮くん!」
そう言って駆け寄ると、二人で並んで夜空を見上げた
すると…
ヒュー…ドーン!!
夜空いっぱいに、花火が打ち上がった。
「わぁぁぁぁぁぁ!」真衣がそう言った。
真衣は、蓮を見て。
花が咲いたように、笑っていた…
もうあの時みたいなあいまいな空ではない。
晴れ渡った空へと、変わっていった…
晴れるでも雨が降るでもない空
あいまいだけど心地よくて
陰ながら好きな人も多い空
人間の感情も心地よいのは
あいまいな空 みたいなとき
晴れるか
雨が降るか
曇るのか。
好きなのか
嫌いなのか
どちらでもないのか。
わからない。
わからない。
わからない。
あいまいな空のように
私の気持ちもどんより、あいまいだ。
虹でも掛かってくれたら
進むべき道が
分かるのに。
「あいまいな空」
あいまいな空
今の僕の人生みたいだ
でも挑戦し続ければ
本当にやりたいことが必ず見つかる
そうすればきっと晴れるよね
あいまいな空
チャリに乗ってて
霧雨が降ってる時。
「霧雨なら
降るか止むかになってー」って
言ったら
大体降るよね。
外でイベントを
見るのが多いから
いつも
あいまいな空に
悩まされる。
心に鬱が覗く朝
見上げた私の気持ちを写しているのか
雨か晴れかの雲模様
飴玉がとけたみたいな、
ピンクとみずいろのマーブル模様の空。
夕日でオレンジに染まった、
部活終わりの住宅街。
そんなものを見ると、心臓がきゅっとなる。
あなたもこの空を見てるのかな、
なんて思ってたあの頃とは違って、
今隣で空を見上げるのはあなた。
あいまいな空模様みたいなこの恋心は、
まっすぐあなたに届いているかな?
『あいまいな空』
もう時期、暗くなる空
明るいのか、
暗いのか、
分からない、
青色と水色の、
たまにそこに紫も入る、
淡い色の、
グラデーション
そのグラデーションに
きらきらと
輝く、星
「あ、一番星」
あなたが言う
わたしも
指の指された方を目で追う
ずっと眺めていると、
どんどん星が増えてくる
真っ暗になった後、
顔を上げ、
よく空を見ると
空一面が
大きな星、小さな星で
埋め尽くされている
「綺麗だね」
またあなたが口を開く
その声に
「うん」
とわたしが返す
綺麗な星空の下
2人の時間が
ゆっくり過ぎてゆく。
ハレカアメカワカラナイ
アイマイナソラヲキョウモミアゲテ
ホシヲミツメテワレワレハカエリヲマツ
今回のテーマはあいまいな空かぁ
私としては明け方の青と赤のグラデーションで
どっちの色なのか曖昧な空が好きだなと思う
前に旅先で見た時はエモかった
‐あいまいな宙‐
名月や
たより取る輪廓(ふち)
耀ける
君を忘れて
いづこへ行かう
曖昧な空はまるで自分の心を見透かしたような気がした。
そうね。
この空は
あなたの私に想う気持ちのようね。
とても曖昧だわ。
青い空から降る青色
橙に染まっていく青
青に沈んでいく橙色
全部、夜が飲み干した
曖昧な空
曖昧な自分という存在
さっきまで降っていた雨がやんだ
鞄に入っている折りたたみ傘を出す間もなく
僕はずぶ濡れになった
雨音に僕の存在をかき消されるような気がした
……にも関わらず何事も無かったかのように
空を覆っていた黒雲はどこかへ逃げていく
少しムカついた
無言で空を睨んでいると後ろから肩を叩かれた
「何でそんなにずぶ濡れなんだよ」
笑いながら言う彼は同級生
最近よくつるんでるやつ
傘から水を滴らせて満面の笑みで僕に話しかけた彼にもムカついた
「……シャワー浴びた」
「制服で?」
彼は腹がよじれそうな程笑っている
「……最近の、マイブーム」
「風邪ひくなよ」
そう言って彼は僕にタオルを投げ付けた
タオルから柔軟剤の良い匂いがして余計にムカつく
僕はタオルで髪を雑に拭き
ついでに制服に中途半端に染み込んだ雨も拭いてやった
「優しい君にお礼の品を贈呈しよう」
そう言ってびしょ濡れになったタオルを投げ付けた
「おいおいこれがお礼か? 諭吉の1人2人寄越してくれても良いぜ?」
そして彼はまた満面の笑みを浮かべた
僕は苦笑いして彼にさっき投げ付けたタオルを奪い取った
「……洗濯して返す、あとジュース奢る」
彼は満足気に頷いて僕の手を引っ張った
「早くしないと遅刻するぞ」
そして2人で水溜りの水を辺りに跳ね飛ばしながら走った
嘘だった
学校には余裕で間に合った
「お前無駄に濡れて……風邪ひいても知らないからな」
「足だけだし大丈夫だろ、これでお揃いだ」
嘘だった
彼は翌日風邪をひいた
馬鹿かよ……
僕はまだ彼の匂いが少し残るタオルとジュースと
プリント諸々持って彼の家へ行った
「やっぱり風邪ひいてんじゃねぇか」
「んー熱はあるけど結構ぴんぴんしてるからd……」
「大丈夫じゃない、寝とけ」
そして僕は天井を見詰めて唸っている彼を横目にノートを写してやった
「せっかく遊びに来たんだからゲームしようや……」
「明日までに治したらいつでもやってやるよ」
そしてノートを写し終わった僕は立ち上がった
「もう帰るのか?」
「何だよそんなに僕の事好きなのか?」
からかってやると彼は少し考えて言った
「……好きじゃない、大好き、これからも仲良くしてくれ」
何かちょっと照れた
赤くなった顔を隠すように僕は彼に背を向けた
「良いけどその代わり明日までに風邪を治して学校に来い」
彼がいつものように満面の笑みを浮かべたのが
背中を向けていても分かった
「……出来なかったら絶好だ」
翌日学校に着くと彼の姿は無い
始業5分前になっても来ない
そしてついにチャイムが鳴る
僕は机の上に置いた自分の手を見詰めて溜息を吐いた
「やっべー遅刻遅刻! あ、まだ先生来てないじゃんセーフ〜」
能天気な声に目を向けると彼だった
「焦ったじゃねーか……」
彼は僕を見付けるなり笑顔になった
「来たぜ、今日うちでゲームしよ!」
僕はやれやれと息を吐いて無言で頷いた
相変わらず梅雨の空は曖昧な天気だが
心なしかちょっと晴れてる気がした
Title¦あいまいな空
あっちは青、そっちは黒
同じ雲が流れてるのにこんなにも違う
…ぁぁ、あの子と私みたい。、
降るのか降らないのか曖昧な空は一時的なもので、いずれかどちらかに傾く。
『 あいまいな空 』
季節の変わり目だったり
梅雨時期だったりなとき…とか
天気予報では晴れなのに
雲が多くって曇ってたりすると
あいまいだなぁと思ったりするね。
ただ、言葉として
『あいまいな空』とは、表現しないかも