『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「あいまいな空」
夜中に目が覚めた。
しばらく布団の中でじっと丸まっていたが、眠りの波はやってくる気配はない。
そうしているうちに、周りの景色がうっすらと明るくなってきた。夜と朝の間。あいまいな時間。
仕方ないと家族を起こさないように体を起こした。周りはまだ夢の中のようで。
居間は低い音だけが冷蔵庫から聞こえる。普段はテレビの音や人の声にかき消されて気にも止めない音。
世界で動いているのは冷蔵庫と私だけになってしまったような気がしてカーテンを開けて外を見た。
朝焼けも見えない、薄い雲に覆われた空。
すっきりとした綺麗な青空でも、目が覚めるような輝く朝日でも、見ることができたなら気持ちも晴れただろうに。
逆に雨が降っていればパタパタと落ちる音を、窓を伝う雨粒の軌跡を楽しんだかもしれない。
はっきりとしない、あいまいな空。
まるで私の気持ちのようだ。
未来に希望を持てず、過去を引き摺り、ふらふらと今日を生きている。
いつか青空の様に晴れ晴れとした気持ちになるのだろうか…まだわからなくて、私はカーテンを閉めてキッチンに向かった。
曖昧な空
今日は曖昧な空だ。昨日のニュースで見た通りだった。今日は雨か晴れか分からないから、折り畳み傘を鞄に持っていこう。あの、亡き妻に貰った傘を
あいまいな空
何もかも曖昧で…
先がわからなくて不安…
そんなわたしの気持ちを
表してるようなお空…
妙に安心するのは…
きっと
曖昧なところが
似てるのかもしれないね
一緒だね
お空さん…
そう心の中で
呟いた…
曖昧に言葉を喉に詰まらせた私は
今日も雨も降っていないのに傘を差した
灰は心を塗りつぶしていって
雨はそれをひたすらに滲ませようとしているだけだ
冷たくて痛い、曖昧なぬるい風が纏う
こんな日にさえ傘を差すのは、ぐしゃりと歪めた顔を
頬を滑る雨のようなものを、ぼんやりとした視界を
ビニール傘で誤魔化したかっただけだ
何このあいまいな空…
朝なの?夜なの?はっきりしてよ…
けど、なんでだろう、この、朝と夜の空の混じり合った所が…すごく、すごくきれいだなぁ
「あいまいな空」
私の心の中みたい
これが晴れることはないのだろうか
笑っているの?
泣いているの?
『あいまいな空』
空だけは全ての物に平等だ
晴れでもない 雨でもない
曖昧なこの空 曖昧な気持ち
太陽が同時に晴れさせてくれたらな…
あいまいな空
雨は嫌い。
晴れが好き。
曇り?そうだなぁ……。
いつもより早く目が覚めた朝。
明日、雨天中止で。
学校行事であれば嬉しいお知らせだったであろう真夜中の通知を、何度も目でなぞる。体育祭も、遠足も、基本外で行われるようなものは、体力を要するから昔からあんまり好きじゃない。
サイドボードに置かれた卓上カレンダー。今日の日付けに貼られた浮かれたシールが、空気も読まずに笑ってる。窓の外は何とも言えない空模様。時計の針はいつもよりゆっくりに見えた。まるで、降り出すのを待ってるみたい。
雨天中止と連絡が来るあたり、この思いの行方はこの空以上に暗雲が立ち込めているのだろう。それでも私は残された可能性にかけて、精一杯準備をする。
〉あいまいな空 22.6.14
今の心模様。
ずっと暗いのに明るくて、曇ってるのにたまに日がてって。
とても曖昧な色合いの空みたいに。
今はっきりしない空模様。
*.ʚ あいまいな空ɞ.*
一緒に作ったてるてる坊主
顔には互いの似顔絵
「晴れるかな」
「絶対晴れるよ」
そう言った君の笑顔が
目に焼き付いて離れない
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#あいまいな空
2022/06/14
あいまいなsky…フォーーーー!!!
(今の俺には無理。)
(追記。)
進次郎構文。
考えているようで考えていない。
伝えたいことが曖昧。
空っぽ。
*あいまいな空
あいまいな空
私は雨が降るか降らないかあいまいな空を見ると、傘を持っていくか迷う。
折りたたみ傘でいいか。
いや、強い雨が降るかもしれない。
結局私は毎回傘を持っていく。
こんなことで悩める人生はすごく幸せなのかもしれない。
空模様で右往左往させられて
人間も所詮は生き物なのだなと実感する
もし人の手で天気を変えることが日常となっても
今の時代のことは覚えていて欲しい
晴れそうなのに晴れなくて、
雨が振りそうなのに降らなくて、
そんな私の心を、晴れさせるのも降らせるのも君だけなんだから。
#あいまいな空
あいまいな空…
貴方みたいで
憎らしく見上げた
あいまいな空
晴れなのに曇りがちょっとあったとき
雷鳴ってるのに雨がザーザーぶりにならないとき
なにもすることがない、したいことも別に。いつか、なんか、あるだろう。歩いてみたけど特に。いつ降ったんか、知らなかった雨のあと。家周辺から駅周辺。空とか見たけど、それだけ。だらけ。まあ人はいる。しぬほどおる。何人かは傘をもっていた。何人かと目があって、全員と逸らしあった。止まってみたけど何も。駐車場の奥に目をやったけど、行き止まって、向こうの空にぶつかった。またか。またあんたか。