『「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ありがとう」って
不思議な言葉
たった5文字の
文字の連なりで
言った人も
言われた人も
ほぉんわか
やさしい空気に
包まれる
だけど残念
なかなか、ね
恥ずかしかったりして
伝えたいのに
伝えられない事もあったり
そんなときは後から
あの時言っておけば
って
たちまち後悔の念に
絡まってしまう
「ありがとう」って
やさしさと
苦しさの
両方の顔を持っている
不思議な言葉
あぁ、伝えたいなぁ〜
やっぱり
たくさん伝えたいなぁ〜
私の小さな世界を
大きなやさしさで
覆ってしまいたい
だから
「ありがとう」
いつも見てくれて
支えてくれて
「ありがとう」
私と
繋がりがあるひとへ
これから
出逢うかもしれないひとへ
これはある人にとってはただの物語で、
これはある人にとってはただのゲームで、
これはある人にとっては何の思い出にもならないもの。
でも、僕にとってはかけがえのないもので、忘れることなんてできなくて、ずっとずっと覚えている話。
勇者様が救ってくれたこの命。何もできない僕を助けてくれたあの人の背中はとっても大きく見えた。モンスターを倒して、僕に大丈夫って声をかけてくれる。うなずくことしかできなかったけど、言葉は交わせなかったけど、すごくすごくかっこよかった。勇者様を好きになった。
ここは始まりの村。あの人が旅立つためだけの存在。僕はあの人の凄さを際立たせる存在。ただ、それだけ。でも、それでもあなたに助けてもらえてよかった。あなたに会えて良かった。
ありがとう。ありがとう。あなたの帰りをずっと待っているよ。どうか、無事に帰ってこられますように。
とある村人(?)の日記
貴方にたった一言だけ言いたかった
でももう言えない
遠すぎて
「ありがとう」すら言えない
貴方がどんなに遠くにいても大丈夫
言い続けるから
たった一言だけが届けばいいの
「ありがとう」だけを
星に届けてもらおう
嗚呼
そっか
君も届けたかったんだね
『「ありがとう」』
1⃣
「ごめんなさい」が お前は多すぎる。
「ありがとう」って 言え。
それで 充分だから。
つい 謝罪の言葉が出る私に
あなたが教えてくれた 唯一の格言。
あれからずっと ココロに刻んであります。
あの時は 「ありがとう」
2️⃣
あと数時間で 明日になります。
覚悟は決めました。
「ありがとう」と「バイバイ」を あなたに。
#「ありがとう」を伝えたい人に
この文を読んでくれたそこのあなた
読んでくれて「ありがとう」
はーとをくれたあなた
わたしの文章を好きになってくれて「ありがとう」
いつもはーとをくれるあなた
いつも好きでいてくれて「ありがとう」
さいきんもろもろ事情でぜんぜん書けないけど、書けるときは書きますからね
ありがとうって
何べん言ったかな
たぶん毎日言ってたね
大好きだよ
かわいいねって
今だって写真を見て私は伝えたい
あなたを思い浮かべては伝えてる
ありがとうね
一緒に生きてくれて
「私の猫」でいてくれたこと
「あなたの人間」でいられたこと
思い出は宝物
もう感謝しかないじゃん
「ありがとう」
そう伝えたい人のことを考えて、作文を書いてね。
学校で出された宿題。どうしようかな。帰り道、ずっと考えていた。
お母さん、お父さん。
すぐに思い浮かんだけれど、伝えるのはなんだか照れ臭い。
お姉ちゃん。
優しいけれど、貸した漫画をなかなか返してくれないから。お礼を言うのはその後で。
友達のまきちゃん。
昨日のお手紙で、いつもありがとうって伝えたばかり。
いろいろ考えるけど。ちっともぜんぜん決まらない。
決められないまま家に着いちゃって。ランドセルを放り投げた。重たい荷物がなくなって、身体がすうっと軽くなる。
ごろりと床に転がった傷だらけのランドセル。真っ赤な色が気に入らなくて、まきちゃんの水色が羨ましくって、壊れれば新しいのを買ってもらえる。そう思って乱暴に扱ってきた。
でも、ランドセルはとっても頑丈。どれだけぱんぱんにものを詰めても、思いっきり放り投げてもちっとも平気。ぜんぜん壊れてくれないから、4年生になった時、新しい色は諦めた。
もうすぐ私は6年生。あと1年とちょっとで、このランドセルともお別れだ。
よく見ると、端の方はぼろぼろになってきていて、少しずつ皮が剥がれてきてしまっている。
真っ赤な色をじっと見つめる。
あと1年。長いようできっと、あっという間だ。重たくて、可愛くなくて、やっぱり好きではないけれど。離れてしまうのはなんだか寂しい。
乱雑に転がったままのランドセルを持ち上げて、少しだけ丁寧に机の上に置き直す。
よし、決めた。ありがとうの相手。人じゃないけど、まあいいか。
6年間を一緒に頑張る、なんにも喋らない、無愛想なお友達。
いつもありがとう。
あともう少し、よろしくね。
【「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった】
プレゼントしてくれてありがとう。とか
連れてきてくれてありがとう。とか
彼にきちんと言っていた。
お礼を言わないなんてあり得ない。
ただ、それは、その時その時の「ありがとう」
だったと思う。
言っていなかったのは、「いつもありがとう」。
一緒に過ごしているのが普通になっていること、
それに対しての「ありがとう」。
言っていたら、ますます嬉しそうな顔をした
彼を見れたかもしれないと思う。
そういう「ありがとう」は、伝えるの、大事だった
かもしれない。
「ありがとう。そんな言葉を
伝えたかった」
一緒に居てくれてありがとう
一緒に笑ってくれてありがとう
一緒に泣いてくれてありがとう
一緒に考えてくれてありがとう
産まれてきてくれてありがとう
愛してるて言ってくれてありがとう
その全て言ってくれているある人に…ありがとう。
そんな、あなたと過ごす日々は、1日たりとも忘れない
想い出になっていく。
子供のころは
見えなかった未来
あなたと
出逢うまでは
ずっとそう思ってた
「大丈夫だから
自由に
飛び立とうよ
僕のそばで」
そんなふうに
あなたはいつだって
温かな言葉で
救ってくれる
あなたがいるから
未来へ向かって
あなたがいるから
生きてこれた
わたしの一番
大切なあなたへ
沢山の笑顔を
ありがとう
ありがとう…という言葉は色々な場面で使われる……
例えば…
「あははははは!!貴方って本当に馬鹿よね〜自ら罪を認めるなんて!!あぁ〜笑えるわ!!でもありがとね!!貴方のおかけで今の私があるんだかっらぁ!!」
「そ…んな…私は…どうして…なんで…なんでなの!!」
それはこっちが聞きてぇよ!!!!……とね…悪役令嬢に転生しちゃったぁ〜てきな題名の本にも最初に出てくるしぃ…
「な…んで…なんでなの?…なんで私をかばったりなんかしたの?……私が嫌いだったんじゃないの?」
「そっそうだよ…お前が嫌いだよ……っ…いつもヘラヘラ笑ってるし…自分の事はそっちのけで相手のことばかり……ムカつく……でも……ムカつくけど好きなんだ!!………お前のことが好きでたまらないんだ!!!……だから…うっ……」
「無理しないで!!…出血が酷い……このままじゃ」
「由美……ありがとう……もういい……もういいんだ…俺のことはもういいからお前は逃げろ…俺のことはほっといてくれ……お前が助かってくれたら…俺はそれでいいんだよ……」
「そっそんなこと……」
……そんなこと言うなよぉぉぉぉぉぉ………
うん…はい!!ということでね…まぁ〜そういうわけですよ……つまり……何が言いたいかというと………
別になにもないんですよ……そう何もないです………
読んでくれてっありがとうっ!!!
「優しくしないで」と君は言う
僕は最近君の事が気になって
夜も眠れないんだ
優しくしないで、なんて僕には酷な言葉だ。
よこしまと思われようが、
君に笑顔で「ありがとう」と言われるまで
絶対引き下がらないぞ
私が鬱で死にたいときに生きる理由を作ってくれたね。
話聞いて!って言うとすぐに来てくれたね。
そんなあなたに救われてたんだ。
またなんかあったら声掛けて~。私も声掛けるかも~。
お互い様の、そんな距離感。
お互い利用しあってたから、感謝なんて伝えたこと無かったな。
今でもこうして思い出すくらい好きだよ。
ありがとう。
彼女と仲良く過ごしていることを、
私はずっと願ってる。
#「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
ありがとう、
好きなんて言わないけどね。
私なんかが言えないからさ、
ばいばい、私の初恋。
ありがとう、
きっともう、恋に落ちないと思うけど、
そう言いながら恋に落ちるかもしれないけれど、
でも、十年って早かったけど、重たいんだよ。
そう簡単には忘れられないかな。
ごめんね。
ありがとう、
しあわせだったよ。
貴方は知らないだろうけどね
娘へありがとう
私のところに生まれてきてくれて
愛おしいという感情を持たせてくれて
可愛く育ってくれてありがとう>^_^<
ありがとう。
今月で、何年目の命日だったかな。
まさか、1番最初の親しい人との
お別れが、父さんなんて思わなかった。
今年、最初の墓参りに行った時は
雪でお墓が埋まっちゃってたね。
腰まで雪に埋まりながら
線香と、タバコだけ握りしめて
父さんの墓に触れた。
凄く晴れてたけど、雪が舞い始めたから
あぁ、来たねって分かったよ。
前の時も、いきなり土砂降りになって
虹が出てさ。
お化けが居るかなんて
知らないけど、父さんの仕業だと
思ってる。
こんなに、生きてて欲しかったのは
今でも父さんだけだよ。
『ありがとう』って、何度でも伝えたいよ。
けど、未だに直ぐ泣きそうになるから
今日は、このへんにしとくね。
お題【 ありがとう そんな言葉を伝えたかった】
あれは、給食の時間でした。
貴女の机を食事時の向かい合わせに動かしたのは、優しさからではなく、怖かったからです。
ド金髪化粧遅刻常習校則違反過多の貴女。
だから、貴女が自分の机を見て、わざわざ誰がやったのか特定して、わたしの前に来たときも怖かった。
命をかけてカールした前髪の間から、大きいことが全ての瞳を覗かせて「ありがとう、○○ちゃん」とは思ってもみなかった。
あの時、恥ずかしさでいっぱいで何も返せなかった。
でも、こんな些細なことで、わたしにお礼を言ってくれたのは、それから先も貴女だけだった。
今でもずっと、貴女へのありがとうは、わたしの口に残ったままです。
#4 お題:「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった
こんなどうしようもない僕を
愛してくれてありがとう。
心ではいつも感謝してる。
でも、あまのじゃくな僕は
その五文字を言う事が出来ない。
【ありがとうを伝えたい人へ】
#8
「ありがとう」を伝えたい相手。
そう聞いて私が思い付いたのは、同じ部活の友達だった。
もちろん家族も思い付いた。
それでも友達を優先した。
何故なら、悩みも辛いことも全て話せる相手がその友達だから。
いつも悩みとか相談を聞いてくれてありがとう。
でもね、ありがとうって伝えるよりも、私はごめんって伝えたいよ。
迷惑ばっかりかけて、心配させて、本当にごめん。
私が死にたいって言った時も、
一生懸命止めてくれたのに死のうとして、
結果的に失敗して。
本当にごめん。ごめんなさい。
許してくれる君がいつかいなくなるって
勝手に怖くなって、君のこと信用しなくてごめん。
でもね、君と会ってから考え方が大きく変わったよ。
一つ目は死にたいってあまり思わなくなったこと。
二つ目は私が思ってる分の『ごめん』を生きてる内に全部伝えたいこと。
自分勝手でごめんね。でもそれほど君のこと考えてるから。
これからごめんって沢山言うかもだけど、君が許してくれるのを期待してる。
いつか面と向かって『ありがとう』って言えるようになるよ。絶対に。
今は文面だけだけど、いつも笑ってくれてありがとう。
謝ることが多くても安心してね。次の誕生日で全部終わりにするから。
唯一、私が傘を忘れた時に傘を差し出してくれた、あなたに言いたい。
こんな情緒不安定な私に、愛想を尽かさないでいてくれてありがとう。
今さらこんなこと言ったって、あなたの耳には届かないかもしれないけど、私はきっとあなたがいなければ、とうの昔に死んでいたと思う。
だから…本当にありがとう。
…なんて、言うと思った?
あんたは所詮、人なんてどうだっていいんでしょ?
そんな薄情な人間に感謝する必要なんかない。
私はありがとうが一番嫌いだから、大っ嫌いなあんたに伝えるよ。
クソでいてくれて、本当にありがとう。
早く死んでね。