『「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『ありがとう』
身の回りの物は、全て、誰かが作っている。
誰かの仕事で、生活が成り立つ。社会も。
どこの誰だか知らないけれども、確かに誰かの仕事が携わっている。
「行きたくないなぁ」なんて、つぶやきながら、しっかり仕事をしている皆様へ
おつかれさま と ありがとう を伝えたい。
(わたし自身も仕事帰りですが)
お母さんに、「産んでくれてありがとう」と伝えられるほど、私は大人じゃない。
でも、自分のしてしまった過ちに「ごめんなさい」と言えないほど、子供でもない。
「ねぇ、最近ね職場に面白い後輩が来たんだ
私が拾ったんだよ?」
凄く真面目で今は成長期だからいっぱい物事を吸収しようと頑張ってる
彼は学校に通えなかったからね
それに、凄く真面目なのに時々素っ頓狂で此方が驚くようなことを言うんだよ?
流石の私も予想が出来なくて笑ってしまう
ねぇ。………………ねぇ、
「ねぇ、私。君が言った通りに孤児を救ってるよ
私らしく、生きてるよ
君に胸張れるように……
あの時君がくれた言葉は今も私の中の片隅に置いてある
大事にしまってる
偶にね、良い人に。善人に成れてるか心配になるンだ。
でも、でもねそんな時君の言葉何度も思い返しては、心で繰り返してるんだよ?
そして、その度、力になる」
あの時。こちらに導いてくれてありがとう
私は前より生きる理由が見つかる気がするんだ
もう少しだけ探してみるね
「先輩〜?何処ですか〜?」
ふふ、
「可愛い後輩が呼んでいるようだ
行かなくてはね」
本当にありがとう
そう思いながら私は彼の墓をそっと後にした
彼の好きだったお酒を置いて…
こんな不甲斐ないヤツを最期まで信じて、
愛してくれて、ありがとう。
テーマ「ありがとう」
いつも一緒にいてくれてありがとう
毎日が幸せだった
最愛の猫よ
君が大好きだった猫ベッドは
いつの間にか古びて生地が裂けていた
もうそんなに時間が経ったのかい
『ありがとう』
今まであまり詳しく知らなかった。あなた方がこんなにも過酷な現場にいることを。
人の命を救うということは、時に辛く、目も背けたくなるような、それでも逃げ出すことは許されず、目の前の命と向き合い続けること。
自分の命を危険に晒しながらも、目の前の命が消えないよう、懸命に救う。
それでも、取り零してしまう命はあって、苦しくて、葛藤して、自分を責めて、止めてしまおうかと悩む。
でも、あなた方に救われた命も確かにあるんです。それはもう、数えきれないくらい。そして、あなた方は感謝されているのです。
「ありがとう」
この一言では表せないくらいに。
幼かった私にとって病院での生活は辛かった
1人の時間は寂しくて
手の甲に刺さった点滴はじわじわ痛んで
夜の廊下は怖かった
〜
十数年昔のことで名前も忘れてしまったけれど
君はよく私と話してくれたね
よく一緒に折紙をして遊んでくれたね
年は私と近かったかな
君と過ごした時間はすごく楽しかった
でも
私が退院する時、君はまだ病室にいたね
君に何も言えずに私は退院してしまった
私は君に
*「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった
#「ありがとう」
「ありがとう」のための仕事。たった一人ではなく、みんなのために。自己愛や家族愛だけではなく、みんなを博愛する。
一人じゃやっていけない、でも一人で立たないと意味がない。
———それが、アイドル!
「来てくれてありがとうー!一曲目から盛り上がっちゃおー!!!」
初めての本気の恋だった
君以外の全てを、
捨ててもいいと
思えるほど好きだった
叶わなかった恋を
いつまで追い続けるのと
周りに言われるけれど
それでもいい
だって君以外に魅力的な人なんて
何処にも居ない
私にとって君は
特別な、神様のような存在なの
【ありがとうを伝えたい人】
歌声を聴いて癒されること
何度聴いても涙が溢れてしまうこと
そのパフォーマンスに心が鷲掴みにされること
美しき姿に幾度となく射抜かれること
笑顔でいてほしい
美味しいご飯を食べていてほしい
心癒される景色と音に囲まれていてほしい
大切な人たちと心地よい空間に居てほしい
どうか健康でいて
どうかしあわせでいて
あなたが私を知らなくとも
私はあなたのしあわせを祈る
─これらすべて、あなたに出会えたから。
だから、ありがとう。
幼馴染くんへ
急にでごめんね。びっくりしたと思う。私も急になんでこんなことしてるのか…ごめん、本当に今になって恥ずかしいほどわかるの。小学生の頃、クラスも離れてて掃除の時間くらいしか関わる機会がなかったよね。だから中学生になって君が急に私に話しに来てくれて本当に嬉しかった。蛙化現象が怖かった私に構わず突き放してもちゃんとそばに居てくれた。ずっと不思議だった、君がなんでこんなモブキャラみたいな私に構うのかも。それでも君がちゃんと伝えてくれたから私も気持ちを知ることができた。君はいつも遠回しだから伝わりにくい。私だって恋愛に慣れてなかったから鈍感なんだし!君が追いかけてきてくれたって夏祭りに誘ってくれたって…今思えば本当に恥ずかしい。それでもこの1年間君が伝え続けてくれた想いがわかったの。
伝えるのが遅くなってごめん。今までありがとう。これからもよろしく。でも私も君みたいに遠回しに想いを伝えたい訳じゃないから。
私も君のことが大好きです!
小っちゃな頃は
毎日泣かされてた
でも 構ってほしくて
邪魔ばかりしてたのはわたし
6つ年上のお兄ちゃんは
わたしにとっては大人で
何でも知ってて何でもできる
自慢のスーパーマン
父が亡くなり母が亡くなっても
お兄ちゃんがいてくれた
わたしももう充分大人なのに
心はいつも頼りにしてた
そこにいてくれるだけで
突然失って 今になって
わたしは何をしてあげられていたろう
ゆったりと にこにこしている姿に
いつも甘えて いつも頼って
あたりまえのように
わたしは ありがとうって言えていたのかな
思い出せないよ
お父さんお母さんには会えたかな
もう一度 構ってほしくて涙が出る
小さな頃のように
「ありがとう」
#94
特別にはならないような
常識としてある
理は
ごめんなさいと同じ
お互いが守られる為にある
言葉だから
と私は思います
思い出したくない人がいる。
先日亡くなった最愛の母だ。
思い出すたびに涙が出て立ち止まってしまうから、できるだけ違うことを考えて今も生きている。
もちろん忘れようとしているわけじゃない。
いい加減に扱おうとしているわけでもない。
ただ向き合えていないだけ。
現実から逃げているだけ。
あなたのいない世界でどうやって生きていけばいいのだろう。
そんな思いがいまだ色褪せず、この胸にあるから。
ありがとう。
伝えたかった言葉はちゃんと聞こえていたのかな。
あぁやっぱり考えたくないよ。
ごめんね。
ありがとうとごめんねはまだ紙一重だ。
いつかありがとうだけを伝えられるように、生きていく。
生きていくよ。
▷「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
よしぽん へ
今でも
あなたへの感謝の気持ちが
大きすぎて伝えきれません。
あの頃の「ありがとう」も
きっと、まったく足りなかったと思います。
せめて今は、あなたの幸福を
誰よりも祈らせてください。
そして、いつかまた何かの巡り合わせで
もう一度逢えたなら
今度は私が三ツ矢サイダーを2本買って、
YUKIの曲をオールリピートで聞きながら、
真・三國無双の最新作でもプレイしましょう。
それまで、どうか元気でいてくださいね。
それまで、どうにか元気でいますから。
あの頃、
私を好きになってくれてありがとう。
私を大切にしてくれてありがとう。
#36「 ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
ありがとう
何か言うのが照れくさい‥
言えないときのほうが多い‥
でも言わないといけないときもある‥
そんなときのほうが多い‥
簡単に口に出せる人は素晴らしいと思う
そういう人になっていけたらもっと
素晴らしい人生を歩めるのかな~
と思う時がある
ずっと、向き合ってくれて
本当にありがとう。
#ありがとう
お題 「ありがとう」
あなたと同じ瞬間を刻むと
自然に心が暖まる
あの日から今日まで
一緒に生きて来た奇跡を
心のアルバムに閉じながら
「ありがとう」と呟く私の横で
照れるあなたの表情をずっと見ていたい
書く習慣/29日目。
「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。
人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
私「喋った〜ぁあぁあぁあ↑〜
ふぅ…まさか、こんな風に お題が来るとはね……私の丸投げ術が奪われてしまった」
「ありがとう」を伝えたいを、
思い浮かべた人と繋ぎ合わせるのか…
ありがとう…か、
私「ヘイ!飼育員〜!」
>シュタ<
( ^ω^ )「アイヨ」 → ( ^ω^ )
/ \ゴソゴソ / \ 「コレだ」
📦ハコ 🎹ピアノ
私→ (・꒳^)🫳🎹
🎹♪テレレレ♪てんれれん♪テレンテレ♪
デ〜テレレレれ〜ん!♪
テレレレレ〜ンッテ〜ン♪
「ありがとうて、伝えたくて〜」♪
貴方を〜見つめるけど〜♪
私「文字しか見えないんよな…」
それでも、私のコレを見ている
君達に、
「ありがとう」 を伝えよう。
そして、私を支えた人達、出会った友に、
「ありがとう」
そして、生きとし生きるモノに
「 感謝 」
「みんな
ありがとう」
ありがとう、
この言葉を結び付け…
私「それでは、″ありがとう″を…どうぞ」
愛子「愛してるって伝えたくて〜♪」
夫婦「共にいてくれて」
恋人「ありがとう…」
シェフ「食への感謝」
消費者「ありがとう」
技術者「安全への感謝」
利用者「ありがとう」
社長「社会を回す社員へ感謝」
社員「あ…ありがとう」
街「気遣いボランティアへ感謝」
住民「ありがとう」
・・・(以下省略)
この世には、そんな人達がいるから…
「ありがとう」は…たえない。
君達は、どんな「ありがとう」かな?
親へ?恋人へ?友へ?先生?先輩?
推し?ゲーム?Vチューバ??
それとも、読者?
私達が安全に生活できるのは、
先祖に、医学に、セキュリティ、発明家に、
「ありがとう」
さてと、最後まで読んでくれて、
「ありがとうございました」。
では、また明日…
貴方の思い人に、
「ありがとう」を伝えてみる日へ…
ありがとう
お前たちは何度、絶望を味わえば足掻くことを止める?
お前たちは幾度、自分の無力さを味わえば、手を止める?
そんな、科学者の問いかけに、私は答えた。
「ねえ。私たちはただ、幸せになりたい。そのために足掻いて、手を動かして、自分の道を切り開くの」
馬鹿馬鹿しい、と科学者は嘲笑う。
「まるで、蟻だな。悪魔よ」
ふと、私は笑む。
「……そう、だよね。私たちは、人間にはなれない。……でも!」
その、刹那。
パァッと、何かが弾けた。
それは、目を殺られるような、眩しい光だった。
その音と光に、科学者たちが怯むその時に。
「私たち」小さな悪魔は飛びだす。
──外を、目指して。
「待て! お前たちだけで、どうこの世界を生きれるというのだ!」
そんなの、わからない。
けれど、進まなければ私たちに待ち受けるのは「只の死」だ。なら、1歩だとしても。
自分の道を、私たちは歩きたい!
それがたとえ、ありのような1歩でも。
自分で、この眼で、この足で。
この、大きな世界を、見たかったんだ。
──本当に、大きな世界だ。
私は初めてのはずの太陽の光を、この目に写そうとした。けれど。
「太陽を直接見るのは、危険だってさ」
先ほどの、弾けたはずの光が、ひとの形でとなりにいた。
──それは、世界のなかの、不思議の存在。人間はそれを「天使」と呼んでいるらしい。
対して私は誰か。
──真っ黒の翼の、ひとの形の体。
科学者たちは「悪魔」と呼んできていた。
近くには、この天使以外の影がない。仲間たちはみんな、散り散りになったのかもしれない。
さて、と。
「仲間を探さなくては」
そこまで考えて、ふと思う。
「なぜ、あなたは協力してくれたの?」
「……うん。なんでだと思う?」
キョトンとした顔ののち、質問に質問で返され、言葉に迷う。
──?
『どうして、君は助けてくれたの?』
『だって、私は』
──?
なにか、私は「忘れている」気がする。
この天使に関する、何かを。
「いいんだ。忘れていても」
「え?」
「本来、悪魔が天使を助けるのも、天使が悪魔を助けるのも、この世界にとっては【タブー】に近い。だから君は、記憶を封印されたんだ」
「……?」
ますます、分からない。
困惑している私に、天使は言う。
「これは、ずーっと前の、恩返しだから」
そう言い、「彼」は微笑んだ。
なにか、見たことがあるような、柔らかな笑顔で。
その時、一陣の風のなか、彼は言った。
──ありがとう。あの日あの時、僕らを助けてくれて。
ほんの一瞬、私が瞬きしたその一瞬で、彼は消えた。
痕になったのは、意味の分からない涙と、忘れていたはずの、あの少年の微笑みの記憶。
──これは、悪魔の少女が天使たちを助け、天使の青年が人間から悪魔たちを助けたという、なんてことのない、おとぎ話。