ホログラムに映し出されている箱?
輪っかが付いてるものや
細長い箱がいくつも連なっていたり
鳥型まである…?
「先生、これは何ですか?」
「興味深いだろう?
これらはこの星での移動手段なのさ」
移動手段…って何?
「ビックリするのも無理はない
この星ではまだ瞬間移動が出来ない
だからこれらを使って移動するんだ」
そして先生が次に映し出したのが
「おそらく最初に扱う事になるのは
この自転車というものだ
どうだい?ワクワクしてきたかい?」
あまりの習慣の違いにビックリだけど
うんそうだな
ワクワクさせてくれる星
僕らが向かう星
〜自転車に乗って~
時間というものがなく
欲しいものは
すぐ手に入り
行きたいところには
パッと移動できる
そういう世界が
元いた世界
この星に来ること
そして
ここに存在していることが
どれほど勇敢なことか
〜心の健康〜
そう遠くない時に
君がどれほど勇敢であったか
気がつく時が来る
あなたがあなたでいる
私が私でいる
そして
みんなが自分らしくいる
そこから生まれる
素敵なハーモニー
〜君の奏でる音楽〜
君も僕もそしてみんなが
その人にしか持っていない
素晴らしいものがある
それを自由に表現する
そういう時が来たんだ
それぞれが個性的
みんな違っててよくて
だけど全体でまとまる
そういう世界を
この星で創っていく
帽子のつばをあげて
眩しそうに空を見上げる君の横顔
今この瞬間の感情が
次の瞬間の現実を作り出すという
それがこの世界の仕組みだと
だとしたら
僕は次の瞬間も
そして
その次の瞬間もずっと幸せだな
そんなことを思いながら
君の横顔をみていた
〜麦わら帽子〜
僕達が使っている感情が
スクリーンに映し出されて
それを体験している
そのことが
感覚で捉えられてくると
自分次第で現実が
変えられるということがわかる
スクリーンに
映し出されたくない感情を
使わない
そのことに気がつく
でも
その感情があったから
この星でいろんな体験ができた
そのことを感謝する
そうやって
僕は映し出す映像を
変えてきたんだ
この体験は
人生の中の1ページに過ぎない
って言った?
そうだな…
この人生自体が
永遠という物語の中の
1ページなんだよね
〜終点…?〜
この星で
人生をくり返してきた僕達
そういう僕達にとって
終わりはない
終点…?
の意味が
わかってもらえたかな
そして
元いた世界でも同じ
人生の終わりとは
卒業なんだ
その人生で学ぶことが終わって
次のレベルにあがる卒業
だから皆にお祝いされるんだ