1/14/2026, 10:18:53 AM
どうしてあの時手を離してしまったの?
どうしてあの時見失ってしまったの?
白い街で、君を見た。
君までも鏡の光のような白に染まってしまって。
一生届かない手を、届かないと言いながら伸ばし続けている。
柔らかい肌と鱗みたいな爪が、まだ手に沈んでいる。
1/13/2026, 10:04:37 AM
ちっちゃいゆめ、レースのカーテンを買うこと。
おおきいゆめ、いつかあの子におかえりって言うこと。
おそろいのキーホルダーもいつのまにか、新しいのに変わってく。繋いだ手の先以外は波紋にゆられて消えても。無い永遠と、無償の友愛を信じて、ぷかぷかうかぶ。
1/12/2026, 1:40:05 PM
このまま、天井とにらめっこ。ずっとずっと布団に沈み込む。
地球に包み込まれているみたいな感覚。光が見えない部屋。
アンタが太陽のように笑う世界にさようなら。
私は私らしく、ずっとずっと言葉も失って、死にたさを抱えたまま、眠る。
キスでもなく、痛みで目を覚まして。
1/11/2026, 1:35:18 PM
君を駅までおくる散歩道。居酒屋のあかりと騒ぎ声と、焼き鳥の匂い。街灯が私たちのぼやけたスポットライト。
改札前でバイバイと手を振る。君は何度も振り返って手を振った。帰り道は寒くて、骨の髄まで寂しい。
1/10/2026, 10:45:15 AM
15歳の時は、20歳になんてなれないと思っていた。
常に消えてしまいそうな心を抱えて、もうこんな歳になったんだと感心する。
高架橋の下で電車を睨みつけた中学生の私の横を、ヘッドホンで大好きな音楽のイントロを聴きながら通り過ぎた。もう、毛嫌いしないで明るい曲が聞けるようになったんだよ。