No.330『子供の頃の夢』
子供の頃の夢は大人になったら消えてしまう。
夢を捨てないと大人にはなれないから。
夢を捨てないと生きるのが難しくなるから。
……でもきっと夢を持っていたあの頃の方が私は輝いていたと思う。
おかしい世界だよね。夢を持ち続けていたら生きづらい世界のくせに、夢を持った人が輝いて見えるんだから。
夢って、何なんだろうね?
No.329『届かないのに』
なんで私は絶対に届かないって分かってるのに手を伸ばしてしまうんだろう。
…しょうがない。それが私の性分だから。
だっていつかは届くかもしれない。
私は未来だって分からなければ、すぐに来る明日すら何があるのか分からないのだから、絶対なんて私には分からない。
この手を伸ばし続ける限り、可能性は一ミリくらいはある。
もし、一ミリしかないと思ってそこでやめるなら私が届かないと思っていたものは私にとって大したものじゃなかったということだ。
でも、その一ミリにかけて頑張ろうとするなら、私はお前を応援してやる。
だから、諦めるなよ、私。
No.328『もしも君が』
もしも君がこの世界の何もかもが嫌になって、その命を捨てようと考えてるなら、その命を僕にちょうだい。
どうせいらないなら僕にくれたっていいじゃない。
……ねえ、僕なら君を幸せにする。
生きてる限りきっとこれからも辛いことを君は経験する。だけど、その辛さを塗り替えるほどの楽しさと幸せを君にあげるって約束するから、だから、ほら、こっちに来てよ。
No.327『美しい』
昨日のお題の『どうして世界は』の次にこのお題で、意味があるのかな?と少し考えてしまった。
皮肉なのか、あるいは世界は美しいと伝えたいのか、それは分からない。
でも、自分でもなぜかは分からないけど、それに救われた自分がいた。
No.326『どうしてこの世界は』
中学生の頃、どうしてこの世界はこんなにも醜いんだろうと考えたことがあった。
でも時が経ってもう少し世界を知った今、醜いのは世界じゃなかったということに気づいた。
本当に醜いのは欲に塗れた人間だ。
その醜い人間たちがこの世界を醜く見せてるだけだった。
ほら、その証拠に外を見てみてよ。
綺麗な景色が広がってるでしょう?