No.124『花畑』

今日は私の誕生日。
生まれた日にこんなこと考えるのはどうかと自分でも思うけど、もしあの世の花畑が私が生きた分だけ花が咲いて、綺麗になるんだとしたらその時私は頑張って生きてよかったって思えるのかな。

No.123『空が泣く』

空が泣いている。
だから僕も泣く。
空の涙と僕の涙が混ざり合ってどちらのものか分からなくするために。

No.122『君からのLINE』

君からのLINE。
どうせいつもみたいに大した内容ではないだろうと確認もせずに放っておいた。

しばらくしてその内容を見た時、とても後悔した。
あの時、ちゃんと返信してれば君はいなくならなかったはずなのに。

No.121『命が燃え尽きるまで』

命が燃え尽きるまで、途中でその火が消えてしまわないようにしたい。
だから無理をしないように。

No.120『夜明け前』

まだ夜明け前の暗い時、僕は目を覚ました。
目を覚ましたというのは語弊があるかもしれない。
寝れずにただ目を瞑っている状態から目を開けただけだ。
君がいなくなってからきちんと寝れた試しがない。