7/21/2023, 4:52:01 AM
私の名前
親が他界した。
親の部屋を片付けていたら親の日記帳を見つけた。
早速、色褪せたページをめくっていると、私の名前の由来について書かれてあるであろう文章が見つかった。
私の名前の由来について知りたいと思っている私にとって、絶好の機会なのではないか。
今まで聞こうと思っていたのだが、タイミングが上手く掴めず、気づけばこうして時間が経ちすぎてしまっていた。
神妙な顔つきで、私は一行一行読み進めた。
令和**年*月*日
先日、パートナーが子どもを授かった。
ありがたいことだ。
私にとっても嬉しい。
私よりはしゃいでいるパートナーは早速名前を考えては私に伝えてくれる。
元々仲は良かったと思うが、このことがきっかけなのか、前よりも積極的に話してくれるようになった。
幸せそうに話す姿を見て、私も幸せだ。
私の仕事も上手くいっていて、私を応援してくれる人もたくさんできた。
そんな私の仕事を誇りであると心から想い、笑顔で伝えてくれて、嬉しくて死んでしまいそうだ。
今なら死んでもいい。
いや、これからなんだろうけど。
でも、それくらい幸せなのである。
ただ、一つだけお願いしたい。
いくら私に誇りを持っているからといって、私のVTuber名をそのまま名付けようとしないでくれないか。
7/16/2023, 11:48:11 PM
空を見上げて心に浮かんだこと
私にとっての空。
いつも明るく、何も変化しない、そんな空。
手を届かせようと思えば届いてしまう、そんな空。
独り占めできる、そんな空。
ずっとここにいたいと願わせる、そんな空。
限りのある、そんな空。
そんな、私の部屋の空。
やらないといけないことをすっぽかしてこれを書いている私はうわの空。