#失恋
自分は以前、恋愛関係で友達関係が拗れたことや
ストーカーのように付き纏う人がいて
怖かった思い出から
恋を本気でしたことがないのだ
恋とは人をどうしようもなく悩ませて
特別な気持ちにさせてくれるらしい
自分はそのような経験がないのだが
きっと自分の「好き」を奪われたら心に穴が空くだろう
自分にとってはその人じゃなきゃダメなのに
相手の人は別に自分じゃなくても良い
なんて事実はきっと受け入れ難く、
認めたくない現実となるのだろう
#梅雨
「雨は神様の涙なんだよ」と
小さい頃はよく聞かされていた
昔は雨が降ったら外で遊べなくて
まさに憂鬱そのものだったが
成長して苦しいことにも悲しいことにも出会った時
雨は神様も一緒に泣いてくれているのだ
自分は1人では無いのだ
という安堵をもたらしてくれた
そんな気持ちを抱えてるが
今の自分は梅雨が好きで嫌いだ
というのも単純に酷い偏頭痛持ちだから嫌いなのだが
前述の通り、時に雨は安堵をもたらしてくれる
それはまるで複雑な矛盾を抱えながら
片思いしているような感覚だ
#無垢
無垢という言葉のイメージとして白色が多い気がする
無垢とは穢れを知らない状態
つまり未だ染められていない
かつ、これから穢れという
様々な色によって塗り替えられていってしまう
と考えれば
染めることが簡単な白のイメージを持つのは無理もない
ただ、無垢さが塗り替えられることは
マイナスだけでは無い
人生という長い道のりの中で
沢山の無垢の色のあり方を知り、
自分だけの無垢を塗り替える
無垢とは生まれた時から元々持っているキャンバスだ
そして、人生とは
そのキャンバスに彩りを加えるものでもある
#終わりなき旅
人には死という終わりがある
だけど、現時点からしてみると
人生の終わりがいつなのかは知りえない
まるで終わりなき旅のような感覚
終わりがないのは
これからを過ごすにあたって
酷く不明瞭で怖い
一方で終わりがないのなら
今何をしてどう生きようが
たったの一瞬であり、ちっぽけなものだからこそ
少しの勇気を与えてくれる
そんな矛盾した気持ちを抱えながら
今日も旅に出向く