おゆさゆ

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3/24/2026, 9:16:56 AM

特別な存在

逆三角形に並んだ3つの点が
顔にしか見えない

図と地は
同時に見ることはできない

カクテルパーティで
君の声が聞こえた気がした

無意識の知覚から
君を意識に映し出すのは
わたしの認知の作用らしい


でも と私の認識は言う

あらゆる存在の中で
君を際立たせるものは

君の声
君の重さ
君のしぐさ

全部君のせいなんだ

3/23/2026, 9:02:24 AM

バカみたい

言葉を選ぶ
言葉を書く

言葉に引っ張られる
連想が始まる
言葉を書く

連想が連想を呼び
妄想になる
言葉が止まる

目の前が見えていない
なんの音も聞こえていない
妄想の嵐の中

思考から妄想への移行が滑らかで
現在地がわからない

ふと 意識がなかったことに気づく
さっき掴んだ言葉は飛び去っている

瓦礫の中から言葉を探す
見つけてももう使い物にならない

仕切り直す
「バカみたい」というお題を意識する

今度は言葉を届ける対象を意識する
言葉を書く


ああ
小難しく言ってみたけど
何やってんだろ
なんかバカみたい

3/21/2026, 9:59:48 AM

夢が醒める前に

夢はそれが醒めた時に
「私の夢だった」と気づく

醒める前には
対象だけが存在し
私はいない

目醒めは
メタ認知
とも言える

メタメタは
醒め続けることでもあり
メタメタな夢の中でもある

わたしを捕まえようとした途端
背後に逃げられてしまう
結局は夢の中なのさ

わたしは
私が生まれる前に戻ろう
感覚の中にとどまろう


夢の世界は自由に見えて
無数の糸に繋がれている
思いどおりにはならない

連想が連想を呼び
言葉が言葉を探し
嵐に閉じ込められる

いっそのこと身を任せれば
飛躍することもある

見知らぬ人の言葉になる

3/20/2026, 9:58:54 AM

胸が高鳴る

手は冷え
汗で滑る
落としてはならない

強い熱と光が睫毛を照らす
始まりの合図だ

風になる前の
空気の動き
不用意な息は
寿命を縮める

雷に似た
微かな光と音を
指先で理解する

一つ二つと
火の玉が落ちる

嵐は遠ざかり
やがて凪の予感

勝利の確信に
胸が高鳴る

最後の火の魂が
息をひきとる

3/18/2026, 2:14:35 PM

不条理

この時代に
この場所に
この身体に
この私に

なぜ生まれたのか
なぜ所有するのか
なぜ失うのか
なぜ死ぬのか

いろいろ考え込んでしまうね
不条理なのさ いつだって

今息を吸い込み 芽生える
今最後の息を漏らし 土に還る

ただ息があって
生きてる感じがする

視線が動き
世界と私が生まれる

暖炉の前で身体を乾かしたら
また不条理の中を歩いて行こう

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