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8/27/2021, 9:11:13 AM

読書感想文を書きました。
わたしは『十四歳の君へどう考えどう生きるか』を読んで幸せとはどのようなことなのかを考えさせられたと思います。
まずわたしが思ったのは幸せはお金で買えないということは本当かということでした。この本を読むまでのわたしは幸せはお金で買うことができる、そう信じていました。お母さんやお父さんはいつもお金を持っていることだけが幸せではないと言います。でもわたしはずっと旅行に行くことだって幸せだし、ものを手に入れることも幸せなことだと思っていました。でもその幸せは行為に大してではなく、経験について感じるのではないかと思いました。現地の人と話した経験や、ものを手に入れてそれをきっかけに話が弾んだ経験

からわたしはその行為に幸せを感じるのだと気がつきました。
また、この本には自分がなりたいものになることが幸せのひとつだと書いてありました。わたしはどうせそんなことはないと思っていましたが、大好きな看護師さんによると大変だけれど夢を叶えることが出来て今は幸せらしいです。その日看護師さんは
『その努力の過程は辛いこともあったし、人生にも辛いことは沢山あるけれど今は幸せだよ。誰かに言われたからという理由ではなくて自分で決めた人生だから。だからみづきちゃんも自分の決めた人生を歩んで欲しい。』と言っていました。その言葉を聞いてわたしは幸せとはかたちのない、自分にしか分からないものなのだと思いました。また、お金では買うことの出来ないものなのだと思いました。まだわたしには幸せになる方法はよく分からないけれど努力がかたちになることは人生の継続的な幸せなのではないか。そう感じ

ることが出来ました。
そしてもうひとつ。この本には逃げることは辛いことであると書いてありました。しかしわたしは逃げることも大切だと思っています。それも前述の看護師さんに言われた言葉がきっかけです。でもそれは自分を救ってくれた言葉で、いつまでも大切にしたい言葉です。
『頑張ろう頑張ろうってずっとやってると疲れちゃうから時には休んでいいんだよ。わたしなんて学校言ってなかったけれどこうやって看護師になれてる。今は人生において本当にちょっとの時間だからさぼってもいいんだよ。』
さぼっていいかどうかは置いておいてわたしは逃げることは自分の精神衛生上大切だと思っています。頑張りすぎるといつかぷちっと張り詰めた糸が切れてしまってもう頑張れなくなってしまうから辛いなら逃げることだって大切だと思います。だからわたしは逃げる

ことは辛いことだという考えにはなれませんでした。看護師さんが言ってくれたように適度に頑張って適度に手を抜いて、自分がゆっくり幸せに生きて行けたらいいなと思いました。