NoName

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9/28/2024, 6:36:23 PM

別れ際に

「さよなら」でも「またね」でもなく
別れ際…君にかけた言葉はもう思い出せない

「大丈夫」だったような
「愛してる」だったような

本当に好きだった
本当にずっと一緒に居たかった

なのに別れ際の言葉を
思い出せないでいる

あれから何度、季節が巡っただろう

今日もまた
君との別れ際の言葉を
必死に思い出そうとする

9/21/2024, 4:20:14 PM

秋恋


手繋ぎに
肩寄せに
熱いハグ
夏の間は
おあずけで
秋の涼しさ
感じる頃に
はばかりもなく
ギュッとしよう
秋恋を、君とハグして、季節が変わる


7/18/2024, 4:09:17 PM

私だけ

いつになく
今日は無性に
腹が立つ
何に怒って
何に腹が立つのか
わからないぐらい

あー、そうか
あなたが私を
置き去りにして
一人でさっさと
逝ったから

もう八つ当たりさえ
できなくて

なぜ、なんで、どうして…
そんな疑問詞が
頭をぐるぐると巡るから

そう、私だけ
こうして生きてることに
腹が立っているんだ

7/17/2024, 3:55:51 PM

遠い日の記憶

まだ三つ編みが似合う頃
恋をした
年上のあなたに
恋をした
いつも子ども扱いするあなたに
恋をした
苦しくて切なくて
早く大人になりたくて
幼い自分が嫌いだった
あなたに似合う大人に
なりたくて
上手に化粧すらできず
そんな私が
恋をした

遠い日の記憶を思い出す

7/6/2024, 4:48:04 PM

友だちの思い出

友だち… 
強く記憶にあるのは
小学生の頃の友だち
たった5年しか
過ごせなかった
なのに今でも鮮明に
記憶の中に存在する
もう40年以上前のこと
今のように
ネットで繋がる術もない
きっと完全なる
片思いの友だちだろう
小学生の頃なんて
覚えている方が
不思議なことだろう
それでも、もう一度
会いたいと願う

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