・つまらないことでも
勉強なんてつまらない…
勉強なんてつまらんわ!
でも、将来役に立つはず…
いや、自分の将来に必要なのは勉強より画力だわ
勉強はつまらない……でも
推しは頭がいいんだよなぁ……
だからつまんなくても推しが尊いので
勉強頑張りまーす
・お祭り
お祭りは人がたくさんいて苦手である
そんな理由で今年も家にいることにした私
外から聞こえてくるのは打ち上げ花火
その音を聴きながら
私は推し達とお祭りをするの
寂しい?そんなわけないよ
私はひとりじゃないの
推しがいるんだから楽しいの
これが私のいつものお祭り
・私の名前
自分の名前をよく間違われる
今のどきの子はそういうのが多い
私もその1人である
親から貰った大事な名前
少し特殊だけど
他の人と漢字被りは無い
世界に一つだけの名前なんだ
・私だけ
今日思ってしまった
私はきっと嫌われているのだと
私は高校生、恋愛についての話題が多い時期
そんなとき、今日の出来事があったのである
私は体育が苦手である
運動なんて得意じゃないから
今日はバレーをした
いつもは苦手でも楽しいと感じていた体育
なのに今日は楽しくない
つまらないと思ってしまった
まず、チーム決めから、好きな人と組んでいいと言われみんなチームを作っていたが、私を含めた3人があまってしまったのだ少ない人数のチームのところに入ってと言われたが、チームの数が多くて、どこに入ればいいか迷ってしまった
そんな中1人は女子のみのチームに入ることが出来た、
どーしようかともう1人の子に尋ねたらこっちくんなよといつものような感じな対応で安心出来た
そんな中1人の女子がもう1人の子をチーム誘った
最終的に私は1人になってしまった
私は嫌われているんだな……そう思ってしまう
だが、優しい男子がそこのチームに入っていいよと言ってくれたのでまだ救われた
そして試合をやったが、
その試合はとてもつまらなかった
私は頑張ってボールをとった、痛かったな
でも他の女子はとろうとしない
男子はボールをしっかりとっていたよ
たとえとれそうなボールだったとしても
女子はとらなかったの
私がチームから抜けたらみんなボールをとっていた
少しだけど、進歩した感じ
私は思う、その子達に嫌われていないことを
密かに願っている
・遠い日の記憶
私は神社に住んでる神の狐だ
少し昔の話をしよう
少しと言っても100年ほど前の話である
その頃は皆、平和な暮らしをしていた
街は笑顔で溢れていたんだ
私は当時、皆の前に姿を現し、
願いを叶えてあげていたんだ
ある日のこと、1人の幼い少女が私の前に現れた
その子は私に一緒に遊んで欲しいと願ったんだ
話を聞けばその子はいつも1人でいるらしく
どうやら仲間に入れてくれないみたいだった
私はその子にこう言った、
「それは、そなたが気になっている子に話すべきだ。いるのであろう?仲良くなりたい子が」
その子は私の言うとおりしたらしい、
再び私の前に姿を現したその子の隣に
別の少女がいたのだから
2人とも満面の笑みを浮かべていた、幸せそうに
今の世の中はネットで世界中の人達と繋がれる
その裏では知らない人からの
暴言や差別などが飛び交っている
あの頃のようにまた、平和な世界が訪れるのだろうか