「十年後、必ず迎えに行くからそれまで待っててほしい」
それだけ告げてどこかへ行ってしまったあなた。あのときは十年なんて待てないと言ったけれど、今でもあなたへの想いを忘れられずにあなたの帰りを待ちつづけている私がいる。
まったく、十年なんて長すぎるよ。あなたの言葉を信じて、あなただけをずっと想い続けてきたんだから。ぜったい私のこと幸せにしてよね
お題『待ってて』
今日はきみと僕が付き合って3年目の記念日。最近はお互いに忙しくてあまり会えていないから、今日のデートを楽しみに毎日過ごしてきた。
楽しみすぎて約束の時間より30分も早く待ち合わせ場所に着いてしまった。15分くらい待っているときみがやってきた。
「待たせてごめんね」
「今来たばっかだから大丈夫だよ。まだ約束の時間より早いし。」
なんてドラマみたいなやりとりをしながら目的の場所まで向かった。久しぶりに会うから少し緊張していたけど、いざきみの顔を見たら久しぶりに会えた嬉しさで緊張なんか消えていた。
雑貨屋に行ったりイルミネーションを見たりしたあと、最後に僕が予約していた普段はなかなか来れないようなおしゃれなレストランに行った。
今日僕はここできみに伝えたいことがある。いつもは恥ずかしくて勇気がでないけど、今日はちがう。きみに伝えたい。
「あのっ、」
頑張れ僕、
「きみのことを一生大切にします。僕と結婚してください。」
お題『伝えたい』
もう一度この場所で___
思い出すのはきみと過ごした1年間。その頃の僕はきっと誰よりも幸せだった。
半年前、きみが突然僕の日常から消えてしまってからもこうして2人の思い出のひまわり畑を訪れているのはもう一度あの幸せな日々を願っているからだろう。
きみが大好きだったひまわりに囲まれて穏やかに笑うきみを僕は一生忘れない。
もう一度この場所できみに会えるなら何度だって伝えたい『僕はきみを誰よりも愛している』と。
お題『この場所で』