私は、名がない
ただ「そこに立ちつくしている」それだけ
ある日、友逹が
名を考えてきてくれた
『[月夜]っていうのはどうかい?』
私は『その名、気に入った、それにしよう』
といって 私の名が決まった
空が好きで夜が好きで月が好きだった
その好みを名前にしてくれたのだろう
今でも、友達に感謝している
亡くなったが月夜を眺めている
その亡くなった友達が隣に居ると感じて
空を見上げ、月夜を眺めて
静かに語りかけている
僕は、 [絆]と言う意味がわからない
友情の絆?
仲間との絆?
ってたまに聞くけれどよく分からないし
知らない
少しわかったことは、絆はある言葉に似ている
[証]によく似ている
僕には、大切な友人が居て周りから見たら
『君とあの子は仲良いね
友情の絆があるみたいだ』と言っていた
それで僕は理解した
この[絆]を大事にしようと思う
私は、親の命令を聞いてその通りに行っている
破るとどうなるか、分からないから
休みなんてのは無い
休んだら破ることになるから
疲れるけど、続けるしかない
私が大人になるまではこの状態
ある日、突然母が珍しく
たまには休んでいいのよ
と、言ってくれた
父にもお願いしてあるとも教えてくれた
たまには休むのも悪くなかった
休んで良かった
〈兄目線〉
僕は、双子の兄だ
僕には、妹が居る
僕は、妹のことが大好きだ
1人の家族としてだ
[妹目線]
私は、双子の妹
私にはお兄ちゃんが居る
私は、お兄ちゃんのことが1人の家族として
大好き
『2人目線』
〈妹は、ちょっとだけ甘えん坊で可愛い〉
[お兄ちゃんは、頭良くて頼れる]
〈妹はまるで天使のようだ〉
[お兄ちゃんはまるで悪魔みたい]
〈僕[私は]〉
『少し違えど、大好き〈だ〉[よ]
天使と悪魔みたいと言われても双子だから離れることなんてない』
[(離れたら、お兄ちゃんの体調管理が出来なくなっちゃう)]
〈(妹と離れたら、一緒に祭りや体育祭で走れなくなってしまう)〉
『(絶対に離れない!だって、双子の兄妹で
大好きな人だから)』
小さい子が、よくはしゃぐ祭りがある
ひな祭りは春が好きな子がよくはしゃいでる
私もたまにはしゃいでるがもう子供ではないから
控えめのはしゃぎだ
ひなあられをいくつか買って
家に帰ったら、「ひなあられちょーだい」と
言ってひなあられをあげるとニコニコと嬉しそうな顔をしている
小さい頃の私とよく似ている
ひな祭りを楽しんで良かったと思った