君と出逢ってから、私は…自殺を考えるようになった。
毎日死にたい死にたいって、そんな気持ちを抱えて生きていた。
笑ってないといけない。生きてなきゃいけない。
そんな偏見で自分を縛りつけて勝手に苦しむ。
そんな私を君はくだらないって笑ったよね。
本当にその通りだよ。
私はクズでノロマで生きている価値すらない。
はやくしにたい。
大地に寝転び雲が流れる…。
普通の人ならどんな想像をするんだろう。
分からないけど、私は雨の日を想像した。
悲しいことが続いて、早く死にたいと思っている人が雨に刺されたいと思って寝転ぶ。
けど、そんな中でも雲だけは流れていて、自分だけが止まっているのが恥ずかしい…。
そんな気持ちになった人を想像した。
くだらないけどね…。
唯一、私が傘を忘れた時に傘を差し出してくれた、あなたに言いたい。
こんな情緒不安定な私に、愛想を尽かさないでいてくれてありがとう。
今さらこんなこと言ったって、あなたの耳には届かないかもしれないけど、私はきっとあなたがいなければ、とうの昔に死んでいたと思う。
だから…本当にありがとう。
…なんて、言うと思った?
あんたは所詮、人なんてどうだっていいんでしょ?
そんな薄情な人間に感謝する必要なんかない。
私はありがとうが一番嫌いだから、大っ嫌いなあんたに伝えるよ。
クソでいてくれて、本当にありがとう。
早く死んでね。
金平糖は甘くてカラフルで、とても苦くて白黒だ。
なぜこんなにも非対称な表現をしてしまうのか、私にも分からない。
けど一つだけ分かるのは、私が金平糖をあまり愛していないということだ。
小さい時からよく食べて、慣れ親しんだ味のはずなのにこう思ってしまうのは私の性格が災いしているからかもしれない。
可愛くて華やかなものが嫌い…その性格が。
生きる意味なんて、本当はないのかもしれない。
自殺防止のポスターを見てそう思う。
結局生きるか死ぬかなんて自由だし、自殺は絶対しちゃいけないものじゃない。
それこそ、しないようにしようっていう努力義務だ。
人は死にたいと打ち明けられたら、その人の生きる意味を探し出す。
親が悲しむとか、仕事があるだとか、そんなクソみたいな理由で私の感情を押さえつけてくる。
それが嫌だと思いつつも、嬉しいと思ってしまうから、自分が結局どうしたいのかも分からない。
生きる意味…じゃなくて、生きなきゃいけない意味を下さい。