「不完全な僕」
不完全な僕がここにいる
足りない部分を抱えたまま
だけど、それが僕の形
そのままの自分を受け入れる
完璧を追い求めるよりも
今の自分を大切にしよう
欠けたところもそのままで
僕は僕でいいんだと、思えるように
「澄んだ瞳」
澄んだ瞳に映る景色
それは無垢な心の反映
その透明な光の中で
私たちは真実を見つける
数え切れない涙を流しても
その瞳は曇らずに
どんな困難も乗り越えて
強さと優しさを育んできた
愛する人たちの笑顔が
その瞳に輝きを与える
悲しみも苦しみも
その光に溶け込んでいく
いつの日か、迷いが訪れても
その澄んだ瞳を信じて
進むべき道を見つける力が
心の奥底に眠っている
君の瞳が見つめる先には
希望と勇気が満ち溢れている
その瞳が私たちに教えてくれる
生きることの意味を
私だけ
朝の通勤ラッシュの中で
私だけが見つける
ひときわ輝く笑顔の人
喧騒の中で忙しい日々を送る中で
私だけが感じる
静かな一服の風景
コーヒーカップを片手に
机に向かうその瞬間に
私だけが見つめる
心の中の深い思い
友人との会話の中で
私だけが感じる
共有できない独特の感情
夜の静けさの中で
私だけが見上げる
星空の下の静かな祈り
「これまでずっと」
これまでずっと歩んできた道
砂利道で転んだり、泥だらけになったり
笑いながら泣きながら、進んできた
涙はシャワーの水滴みたいに
心のホースが壊れて、止まらない
でも、それも気持ちいい時がある
記憶は古いアルバムの写真
見返すたびに笑いが止まらない
あの変な髪型、あの奇妙な服装
君の笑顔は太陽のよう
いつも眩しくて目が開けられない
でも、その温かさが恋しい
夜空は巨大なスクリーン
星たちは輝くスナック菓子
手を伸ばして掴もうとしてみる
心の傷は不思議なステッカー
時々痒くなって、剥がしたくなるけど
いつもどこかにくっついている
これまでずっと続いてきたこの道
足跡は砂浜のようにすぐ消えるけど
その感触は足の裏に残る
未来へと続く道はお祭りの縁日
どんな屋台が待っているか分からない
でも、その楽しみがたまらない
ずっと変わらないのは、内なるピエロ
それが私を笑わせ続ける
どんな時も、ユーモアを忘れずに
【⠀saiaku】
朝の目覚まし、音を消して寝過ごし
夢の中で迷子になり、現実逃避
急いで支度して、鏡を見たら
前日のポニーテールがクシャクシャ
駅に向かう途中、コーヒーをこぼす
白い制服にシミが広がり、絶望
学校に到着、友達のいる場所に
行ってみれば、彼氏と仲良く話していてガッカリ
授業中、眠気と戦いながら
ノートに書くのは妄想の恋愛小説
昼休み、友達とランチの予定
待ち合わせ場所に行ってみれば、彼女たちの欠席
化学の実験、薬品を誤って
手をやけどして、火傷で涙
放課後、部活の練習中
ミスしたら、キャプテンからの厳しい指摘
帰り道、傘を持っていても
風が吹いて取り上げられ、飛ばされる
家に着いても、やるべき宿題
集中できず、SNSに没頭
ああ、なんて最悪な一日だ
でも笑い話にできれば、明日へのエネルギーに変わるかもしれない