説那(セツナ)

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10/17/2022, 10:09:00 AM

忘れたくても忘れられない

熱に浮かされたような恋をした。

どれだけ離れても、たとえもう会えなくても。
もう、声を聞くことができなくても。
弾けるような笑顔が見られなくても。

僕は君のことを忘れない。

いや、「忘れたくても忘れられない」恋だった。

10/16/2022, 11:11:16 AM

やわらかな光

休みの日はいつも起きるのが遅くて、天気のいい日は、カーテン越しの「やわらかな光」に起こされる。

前に起こしてくれていた君は、もういないけど。

このやわらかな光を見るたびに、同じような君の笑顔を思い出す。

君も、この同じ光を、誰かの側で、見ているのだろうか。

10/15/2022, 12:12:26 PM

鋭い眼差し

どうか私をそんな「鋭い眼差し」で見ないでほしい。
私は君に恋してはいけないんだ。
そんな資格はないんだから。

10/14/2022, 10:33:46 AM

高く高く

紙飛行機を飛ばしてみた。
なかなか上手く飛ばなくて、何度も何度も折り直す。

普通、紙飛行機は遠くに飛ばすものなのに、自分はより「高く高く」飛ばすことを願った。

「上手く飛ばせそう?」

いつの間にか隣りにいた君が問う。

「飛ばしてみせる。」

僕が答える。

飛ばしたいのは、紙飛行機?それとも自分自身?

よく分からずに、僕は君が見つめる中、紙飛行機を手放した。

飛べ。高く高く。

10/13/2022, 11:21:18 AM

子供のように

笑うことも、泣くことも、昔より下手になった。
前は、自分の感情を、素直に外に出せていたように思うのに。

今は、何かがそれの邪魔をする。
君も僕と同じだろうか。
僕の前では、笑って、泣いていいよ。
「子供のように」、僕に、素直に、君の思いを見せてほしい。

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