11/15/2025, 11:13:19 AM
木漏れ日の跡
青々と茂った緑の間から差し込む光に手を翳す。
暑いと呟いて、木陰に入る。
その緑は赤や黄色に変わって、はらはらと落ちていく。
眩しいと思っていたのに、差し込む木漏れ日はなく、見えるのは茶色い枝と空色だけ。
しばらく出会えない緑と光に、次に会える日を心待ちにして日々を過ごす。
11/15/2025, 1:21:24 AM
ささやかな約束
お疲れ様、また明日。
行ってらっしゃい、気をつけてね。
おやすみなさい。
バイバイ、またね。
じゃあ、またあとで。
再び会うことのささやかな約束。
11/9/2025, 1:44:48 PM
心の境界線
心の境界線。
それは超えてはいけないもの。
近づいてはいけないもの。
バランスを崩してはいけないもの。
崩れたら、元に戻すのに、時間がかかるもの。
だから、どうかこれ以上、近づかないでほしいと願うのに。
だけど、あなたに一歩でも近づきたいと願う。願わくば、その中に入れてほしいと思う。
(ああ、なんて自分勝手なんだろう…)
11/6/2025, 3:16:25 PM
冬支度
朝晩が肌寒くなってきた。
布団が恋しくなってきた。
人肌が恋しくなってきた。
キンっと冷えた空気がやってくる。
暖かい服、靴、マフラー、コート、手袋、耳あて。
それらに身を包んで扉を開ける。
そんな日が来ることを想像する、冬支度。
11/5/2025, 10:40:31 AM
時を止めて
あなたとのお別れの時が近い。
楽しく過ごした日々がずっと続くと思っていたのに。
もっと近くにいたいのに。
もっと一緒にいたいのに。
別れのときは刻一刻と迫ってる。
ねえ、もう少しだけ、あと少しだけ。
嫌だと叫べればいいのに。
時が止まればいいのに…。