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木漏れ日の跡

青々と茂った緑の間から差し込む光に手を翳す。
暑いと呟いて、木陰に入る。
その緑は赤や黄色に変わって、はらはらと落ちていく。
眩しいと思っていたのに、差し込む木漏れ日はなく、見えるのは茶色い枝と空色だけ。
しばらく出会えない緑と光に、次に会える日を心待ちにして日々を過ごす。

11/15/2025, 11:13:19 AM