5/28/2022, 3:03:01 PM
‐半袖‐
思ふが儘に
生きるが好いよ
わたしが愛した
君の背中
靜かに押して
見護るも愛
こんなばかたれ
想ひ續けるは
わたしだけ
5/27/2022, 12:21:03 PM
‐天国と地獄‐
照明落とした蒼い部屋
硝子の箱で搖れる魚
横目で追つて
口の端の咥え煙草
頬杖ついて眼鏡を掴み
煙草の火の先近づけた
空調搖れる觀葉植物
虚ろな瞳で天井眺め
ふと過ぎつてる
明日はどう生きるかの
詰らん現實
啼き交はしてる
愛鳥の鸚鵡
食べるも面倒
息も面倒
他人も面倒
氣怠い毎日
誰か爆彈落として
此の心臟に引火して呉れ
そしたら期待に応へて
劇物のやうに
業火をあげて
燃えてやるから
5/26/2022, 11:42:18 AM
‐月に願いを‐
風凪きて
夜は窓燈り
海滿ちては缺け
月滲み耀く
星煌めき瞬き
宙渡る旅人
遠き夢より
謳ひ來たりや
小夜啼鳥
5/25/2022, 12:10:01 PM
‐いつまでも降りやまない、雨‐
胸焦がし
戀しき君が我に問ふ
汝は何故に汝なのかと
我で無ければ
結ばれた戀
5/24/2022, 11:22:40 AM
‐あの頃の不安だった私へ‐
耳き ね や人 哀こ 乾こ
元み え は生 しん いん
でが 、 らは いな たな
囁欲 好 か少 世に 世に
いし き くし 界も 界も
てい だ てだ だ錆 だ灰
と と 甘け か色 か色
言 い らで らで
つ 方
て が
い
い