4/6/2024, 10:53:30 AM
「昔やったホラーゲームに眼球愛好家が出てきてね」
「へー」
「そういうの、オキュロフィリアっていうんだって。調べると結構色々あるみたいで…あれも多様性なのかなぁ」
「時代が追い付いてきたのかもな」
何の話?と思いながらそんな当たり障りのない返しをすれば、彼女も小さく頷く。かと思えば、「ねえ」とやけに柔らかな声。
「話は変わるんだけどね」
「うん?」
「目の色、綺麗だよね」
本当に話が変わったのかをまず教えてほしい。
"君の目を見つめると"
4/5/2024, 11:56:23 AM
「もっと星、見えたらいいのにね」
「今は時間がまだ早いかもな」
「そっか…。じゃあ一回解散して午前二時フミキリに再集合しよ」
「見えないモノを見ようとしてる?」
担ぐ望遠鏡がねぇわ。
"星空の下で"
4/4/2024, 12:26:42 PM
スマホを触って、机に突っ伏して、またスマホを触って、俯いて。そうして周囲に馴染めず1人で必死に時間を潰す幼馴染みを遠目に、にーんまり笑う。
「やっほ!なーにしてんの?」
ぽんと背中を叩けば、途端にぱっと明るくなる顔。あー、かわい。
"それでいい"
4/3/2024, 12:45:01 PM
「無人島に1つだけ持っていくとしたら何持っていく?」
「えー?なんだろ…」
つーかそれ心理テスト?と友達に首を傾げたその時、そっと背中をつつかれた。振り返ると、後ろの席の彼女が顔を寄せている。
「私、持っていかれてもいいよ」
「えっ…お、え!?」
この質問の答えが立候補されることあるんだ。
"1つだけ"
4/2/2024, 1:07:47 PM
「私と仕事どっちが大事なのって聞いたらどうする?」
「仕事に行かなければおまえを守れない 仕事に行ったままではおまえを抱き締められない。って言う」
「激弱社会人のBLEACH」
"大切なもの"