すゞ

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8/28/2025, 8:01:08 PM

詩のようなもの0028

夏草や兵どもが夢の跡

朝が来ちゃったよ
こうやって地球はまわっていて
時間が少しづつ過ぎて行って
成長するもの
劣化するもの
いろいろあるんだろうけどね

眠れないまま朝が来て
僕の日常は冴えないままだ
兵になれる奴を
羨むようになったら
終いだね

8/27/2025, 1:30:04 PM

詩のようなもの0028

ここにある
何が
ここにある
君が
僕が
何が
ここにある
アレが
ソレが
何が
ここにある

かもしれない

8/26/2025, 12:37:03 PM

詩のようなもの0027

素足のままでシュノーケルすると
危ないよって彼女がいう。
ウニを踏み抜いて
足裏が針山みたいになったって。

私の彼はフィンをつけたまま
テーブル珊瑚を踏み抜いたことがあって
今でも時折
申し訳ない気分でいっぱいになる。特に海関係のSDGsなどの話題の時に。

いずれにせよ我々は陸上生物なんだし
海で遊ぶのはご迷惑な話だと思う。
無防備でも完全防備でも。

8/25/2025, 9:05:55 PM

詩のようなもの0026

もう一歩のところで
私はある道のプロを逸した
志は貫きたかったが
生きていかなきゃならなかった
違う道で食べていくことを
選んだけれど
それはそれで楽しかったから
別に悔いはない
むしろ
今となってはよかったとさえ思ってる

でも
あと一歩
あと一歩届いていたらと
別の人生を歩くもう一人の私が
妄想の中で時折息を吹き
良かったり悪かったりする局面を
見せてくれる

勝てなかったけれど
頑張った過去の自分は
確かに存在していて
負けた私は強くなった
今の私を支えてくれるのは
あの時の無我夢中

8/24/2025, 2:12:04 PM

詩のようなもの0024

彼の故郷は
私には見知らぬ街
だけど
すごく深いご縁で結ばれている気がする
彼を育てた場所だから
彼の物語があちこちにあるはず
学舎も
通学路も
泣きながら走った浜辺も
歌いながら帰った山道も
どこもかしこも

ありがとう
彼を彼にしてくれて

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