兎春

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5/6/2023, 10:15:39 AM

特に何も。
何を願っても叶えてもらっても、欲望と後悔は収まることを知らないだろうから。

強いて言うなら、眠るように滅べたらいいな。

5/3/2023, 11:04:27 AM

 わたしは自分のことがあんまり好きになれなくて、そもそも今生きているのも惰性というか、死ぬのも手間だなと思っているふしがあり、どうせ生きてるなら好きなことして楽しいことを追いかけよう、という快楽主義で、事なかれ主義だし面倒ごとを避けるためにへらへらしてる部分もある、わりとそんなに褒められた人間ではないんですけど。

 それでもわたしのことを気に入ってくれて仲良くしてくれる人たちがいることが、とてもとても嬉しい。気にかけてくれたり、好きなものを覚えていてくれて情報をくれたり、プレゼントをくれたり。

 いつも貰ってばかり。ありがとうございます。
 特別なことはなにもできないけど、わたしと過ごす時間が楽しいとか、心地よいと思ってくれていたらいいな、と密かに思っています。

4/10/2023, 10:20:54 AM

暖かな陽射しの中で、猫がまあるくなって眠っている。
どこからか鳥の声がする。

散り始めた桜の木の下で、まどろみながら風に当たる、日曜日の午後。

4/8/2023, 12:41:56 PM

 日が昇って沈むように、当たり前のことが当たり前に続きますように。
そうこっそりと心の中で祈りながら、少し前を賑やかに歩く友人たちの背中を見ていた。

「なにしてんの、隣おいでよ」

 わたしのほうを振り向いた笑顔が優しくて眩しくて、やっぱりこれからもずっと、と願わずにはいられないのだった。

4/7/2023, 10:44:28 AM

沈む夕日に照らされて空が青から朱へのグラデーションを見せる景色にふと泣きそうになって、ああまだ生きていける、と思った数年前の春

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