【ずっと隣で】
【もっと知りたい】
なんで?どうして?どうやって?
頭の中は疑問で溢れる
この音はどこから?
あなたは何でそう考える?
この感覚がこの言葉と結びつくなんて
みんなはどこで覚えたの?
その仕組みを知りたい
その考え方を知りたい
その行動の理由を知りたい
"何となく"の謎を解きたい
あなたの頭の中を教えて?
みんなと自分の齟齬を見つけて
気になって仕方がない
どんな手順を踏んで
どんな考え方をしたら
あなたと同じ"普通"になれますか?
たくさんの疑問が溢れるけれど…
何が好き?とかどこに住んでる?とか
よく聞く質問が出てこないのは
何故なのだろうか?
それも知りたいな
【愛と平和】
世の中が少しずつ暗くなっている
いや、本当はもっと前から
黒い雲は現れては消えていて
私たちはそれに気づかないだけ
見ないふりをしているだけ
たとえこの大空の8割が雲に覆われていても、
雨さえ降らなければそれは"晴れ"なのだ
遠くの山には黒い雲がずっとかかり続けていて、
雲の隙間からはいくつもの光の梯子が地上に降りている
そんな状況が続いていても、私たちは雨の準備をしない
だって私たちの頭上は陽が当たっているのだもの
愛する何かが、愛する誰かが
これからも平和にあり続けられるよう
今日も生きていく
【過ぎ去った日々】
【大好きな君に】
大好きな君は
喋らないし、聞こえないし、多分見えてもない
口は糸で出来てるし、耳は重ねて縫った布だけ
あんなに澄んだ目でこっちを見てくれても
その正体はプラスチックのパーツだったりする
もふもふの君の身体は
君だけじゃ温まらないし、
痩せちゃったら簡単には戻らない
私が爆笑してても、ブチ切れてても、号泣してても、
ぎゅうぎゅうに抱きしめても、適当に放っておいても
君は無表情のまま黙ってその場にいて
昔は大きかったその身体も
私が成長すればするほどどんどん小さくなっていった
大人に近づく度に、否応なく理解させられるのは
君が"人間ではない"こと
君が"生き物でない"こと
それは私にとって悲しみであり安心だった
本当は卒業するべきなのだけれど…
君は人間ではないから、
一緒に笑ってくれないし、一緒に泣いてくれない
悩みを話したところで、解決策は教えてくれない
君は生き物ですらないから、
落ち込んだ私に自分から寄ってきてくれないし、
涙の流れる頬を舐めてくれたりもしない
主人の危機を誰かに知らせてくれたりもしないだろう
だけど
君は人間じゃないし、生き物でもないから
誰にも知られたくない秘密を打ち明けたって
君は絶対に秘密にしてくれるでしょう?
誰にも近寄って来て欲しくない夜は
黙って近くでそっと見ていてくれるでしょう?
関係者以外立ち入り禁止だって
君は病気にならない"モノ"だから
一緒ついて来てくれたね
いつまでも手放せないのは
いつでも一緒にいられたからかもしれないな
もし私が君から卒業ができたら
私はちゃんと人間となれるだろうか?
その第一歩すら、半年も踏み出せずにいるのに…
大好きな君に伝えたい
やっぱりもう少しだけ留年してもいいですか?