6/30/2024, 4:54:23 PM
人は生まれつき、小指に運命の赤い糸が繋がっているらしい。
だからワタシと貴方が結ばれることはないんですよ、なんて
金属で出来ている君はそう言い、寂しげに笑ったんだ。
『赤い糸』
6/29/2024, 2:15:55 PM
暑い暑いとある夏の日。
サイダー味のアイスを食べながら、こちらを振り返り笑ったきみの後ろには
僕たちを監視するかのように広がる入道雲が顔を覗かせていた。
『入道雲』