夜空を見上げると綺麗な星空。
暫く眺めているといくつか星が流れた。
そういえば、願い事3回唱えると叶うんだっけ
なんでそんな謂れがあるんだろ
でも急に願い事っていわれると…
特に思い付かないな
そういえば、小さい頃お星さまが欲しいって駄々捏ねたことあったっけ
…お星さまくださいって唱えたらくれるかな
お星さまください
お星さまください
お星さまください
…
手に入るわけないよね、なにやってんだろ
…あれ、大きい流れ星
すご、きれー…
…ん?
ちょっ、なんか、これ
こっちに
来て―――
あーあ、またこたつで寝てる
あれだけ風邪引くからやめなさいって言っていたのに、直らないねぇ
あ、起きた
そうそう寝るなら布団に入って寝なさいな
明日も早いんだからちゃんと起きなさいよ
…死んだ後も口うるさいって言われちゃうかね
色々言うけど、結局あたしゃアンタが元気でいてくれればそれでいいんだよ
ちゃんと隣で見守っているから
平穏な日常
当事者にとっては退屈な日常かもしれない。
特になにもない、当たり障りのない日々。
それがどれだけ羨ましいことか。
けれど、それが簡単に壊れてしまう恐ろしさは
実際に経験するまではわからない。
追伸
始めたばっかりですけど、
お題難しくない…?
平和な時は、
愛されていること
愛していること
そんな幸せに気づかない
本当にその時の愛を
その時の幸せを実感するのは
二度とその幸せを手に入れられなくなった時。
自らの平和を壊された時なんじゃないだろうか。
一度だけ過去に戻れるとしたら
どうしたい?
自分のために使いたい?
誰かのために使いたい?
あの喜びを再び味わいたい?
苦い思い出をなくしたい?
あの時と違う選択をしてみたい?
いずれにしろ、もし過去に戻ってやり直したら、
きっと今の自分にはなれないだろうと、私は思う。
大きな出来事、小さな出来事、
悩んで悩んでやっと下した決断も
なんの感情もない些細な瞬間も
すべての積み重ねが、今の自分を作っているから