まぽわぽん

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7/3/2023, 11:12:42 AM

この道の先に、正解があるのか不正解があるのか
結局は歩いてみなくてはわからない。
だから
踏み出す勇気と、歩き出すための一歩は
間違いなく『正解』

「僕と結婚して下さい。…あなたが好きです」

7/2/2023, 12:19:14 PM

「日差し、眩しいだろ?」

キャップ帽をぐいっと頭に被せられて
失恋の痛みに涙が溢れた。

どうしていつも
あんたが隣りにいてくれるのかな

泣き顔ばかり見せている。

7/1/2023, 2:09:03 PM

たまには熱を出すのも悪くないね。
AM7:30
「怠い眠い休みたーい」
言い散らかしながら学校に向かう娘を
パジャマ姿で窓越しから見る。

「んー。青春の覗き見になったかな」

セーラー服の肩を控えめに叩く少年は誰だろう。
パパも気になるお年頃なんだぞ?

#窓越しに見えるのは

6/30/2023, 12:45:50 PM

買ったばかりの赤のパーカーを
幼馴染みに見せびらかす。

「どーだ!似合うだろう?」
「赤い糸、飛び出てるじゃん」
「え!?やだ、マジかぁ?」
「あぁ大マジだ!俺と結ばれてる糸がなー」

何食わぬ顔でお前は…!?
スタスタと前を歩く幼馴染みの後ろで
自慢のパーカーよりも赤く染まる。

恥ずかしいから、
そんなの見せられないけど。

6/29/2023, 11:07:25 AM

「たか、折り畳み傘くらい持っておいき!」
「え〜?ばあちゃん、外めっちゃ晴れて夏日だよ?」
「ほらほらぁ」

無理やりリュックの中に詰め込まれた折り畳み傘と
夏空にわたあめみたいな入道雲。

もう昔のことだけど、
ばあちゃんの一声があった夏の帰り道は
必ず雷雨だった。

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