6/24/2023, 1:17:00 PM
「驚け。俺の余命は1年あるかないかだってさ」
親友が何でもないような顔をして告知したのは昨日。
ばっかだなぁ。
誰も1年先の事なんてわからないんだぞ?
交通事故に遭って何本あるかわからない点滴に繋がれ
動かない身体で天井を見上げる。
途切れ途切れの意識の中で
『僕の方が天国に近そうなんだけど…』
親友に言い返してやった。ほら驚いたでしょ。
#1年後
6/23/2023, 11:36:07 AM
芝生の上にゴロンと寝転がることを
「ちょっと恥ずかしいかな」て一瞬躊躇したとき、
窮屈な時間に慣れ過ぎたもんだと
自嘲する笑みが溢れた。
子供の頃は
草だらけになって、青空見上げて、
時間をを忘れるくらい無邪気に笑っていたのにね。
6/22/2023, 11:58:43 AM
「痛ってぇぇぇ!」
喧嘩っ早いし、がさつだし、運動バカだから
小さな頃から怪我は日常茶飯だった。
「仕方ない奴だなぁ」
ケラケラ笑いながら絆創膏を貼るお前は
俺の日常に欠かせない存在だった。
それを今更だ。
高校生になって、やっと気付いて、
お前が彼氏を紹介してくれた瞬間に
絆創膏でも塞げない大怪我をしてしまった。
仕方ない奴だって、笑えるだろ?
…泣きたい。
6/21/2023, 2:03:31 PM
親指を通して持つパレットは、
様々な色が混ざり合っていて常に混沌としている。
既存の美しい色など存在しないし、
必要でもない。
それでも
絵筆で描いたスケッチブックの一枚一枚は
僕の世界そのもので、
描いた絵は、どれも色褪せたりしない。
好き好んで選んだ色は
その時々、自由自在に揺れ動いた感情と同じ色。
美しいとは言えないけれど、
後悔しない色になったと今でも思っている。
6/20/2023, 11:24:49 AM
執筆前のルーティン。
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あなたがいたから、
今日も『書く習慣』を楽しんでいるよ。
ありがとう。