私とアイツはいつも、一っっ緒に居た。
アイツはなんだろうか、私といるのがもう、いやらしい。
理由も言われず私の元を去ったアイツは私のことをめっちゃ覚えてるだろうか。
そんな事を考えても仕方ないよな、と思っていたのだが。今日旅行で通常行かないであろう場所に行ってみたりしたら、わわわ!なんとアイツが居たのだ。
ソイツに胸ぐらを掴まれて、なんでここにいる!とか何とか言われた。
でもこっちのセリフだ。
「なんで俺の場所から去った!!」
『っっ!!それだよ!それ!!!その少し違う言葉選びだよ!!!』
・・・
え?
『その、言ったがいいか、駄目か曖昧な程度で変な言葉とか、間違った使い方とかしてっからだよ!!!なんだよ!!』
「直したら、また一っっ緒に居てくれるのか…?」
『…治せるならな。てか無理だろ』
…良かれと思ってやっていた事が相手を傷つけていたりすることもある。
この言葉遣いも、出会った時にお前がすっげぇ笑ってくれたから、、まぁいい。
これからはちゃんと、普通にできるから。
「ははっ。なんだよ、もう。一緒かよ。」
アイツは???となった顔してたが、まぁ、いいだろう
別に悲しいわけじゃない。
どこも痛くない。
今日はビジュいいし、なんだか頭も冴えてる気がする。
メイクとか、肌荒れしちゃうからあんまりしないけど、昨日からしてみた。
でも、麦粒腫ができて、残念。
足が痛い、昨日無茶しちゃったからかな。
その前は好きな人に告白でしょ?
あ、待って、ニキビできたかも、潰せないやつ、これ痛いから嫌なんだよなー。
で、今日の朝ごはんはコンビニのおにぎり。
結局これが一番好きだったなー
その次はママが作るおでん。
…食べたいな。
んーなんだか湿っぽーい
そろそろチャイムがなって、貴方が来てくれるはず。
だって、約束したもん。
世界が終わる日にまた会おうって!
最悪とは最も悪いことである。
そんなことわかりきってるのに、私はあの人に連絡できない。
それは返信が来なかったら最悪になるから。でも、何も送らないのも、それはそれで最悪である。
そんなこんなで悶えていたら姉がスマホを取り上げてなにかし始めた。
「あの人に送ってあげたよ」
は???
最っ悪!!!!!!!
私には秘密がある。誰にも言えない。
その事を考えている時は寝れなくなって、なぜあんなことをしたのだろう、と考えたりする。
それでも明日はやってくるから、私は秘密を神社に書きに行くことにした。懺悔、的なやつである。
「あぁ、八百万の神よ、私は、私は。」
ここから先は私も言うのが難しくなり、やはり、いいです。と言い残して来た道を帰ろうと思った。
正確に言えば帰った、はずだった。
『そんなに気になることを残して何処に行こうと言うのかな』
……そこに居たのは男でも、女でも、オカマでもなく、
「…神様?」
『そうだ』
神様だった。
その日、私の1番の秘密は更新した。
狭い、そう思うのが自然な部屋に私は居る。
この部屋は何畳なのかは知らないが、とにかく狭い、それだけは分かる。
夏祭り中、友達とはぐれ、どうしようものか、と考えていたところ、急に意識が無くなり、この状態に至るのだがこの状況は私も分からず、本当に参っている。