title of the day
- ここではないどこか -

今1番、ここではないどこかへ行きたい 。
こんなに強く、そう思ったことは無い 。
なにもかもが嫌だ 。なにもかもが嫌な自分も嫌だ 。
誰か、聞いて 。 届け 。
「 一緒に逃げよう 」 って、手を握って 。
お金も 、 人間関係も 、 なにもない世界に連れて行って 。
見たことない場所を見せて 。
私の小さい 、 世界を広げて 。

そんな事 、叶わないから
一生 眠っていたい 。

《 ここではないどこか 》
このタイトルを目にして真っ先に浮かんだ曲 。
t-aceの 《 ココではないドコか 》

『 この手を 握りしめて、 行ける未来はドコだろ？
2人で今夜逃げようか？ ココにいる意味が見つからない 』

title of the day
-君と最後に会った日-

何年前か忘れてしまった 。毎日0.1秒でも思い出すのに 。
今はどんな世界で、どんな人と、どんな暮らしをしてるんだろう。
毎月月末に1度思い出してくれているのは知ってる 。
毎月月末に見るあなたの名前 。
最後に会った日の事、覚えてる？
恋人から家族になった瞬間、 異性ではなくなった。
今、こうして深海で息をしているけど
あなたとの子は、一生懸命持ち上げて地上で育てていってるから。
大きくなってきて、顔がずいぶんあなたに似てきた 。
誰が何を言おうと、私とあなたの子 。
大切に育てていくから、今までもこれからも 。

title of the day
- またあいましょう -

週末の夜、真冬の寒い空の下。
暖かい手を繋いで歩くと、雪が薄ら積もった地面に
私たちの足跡が続いて
その足跡すらも形に残しておきたいくらい
幸せだったのを覚えている。
息が白いね、と微笑んだきみの左側には
この先も私がいる と不思議なくらい強い確信があったのに。

title of the day
- スリル -

私にとってのスリルは、自分を追い込む事である。
時々、平凡で退屈な日常に嫌気がさして
自分で自分を追い込むときがある。
『やばい』と思う所まで追い込んで
そこでやっと、平凡で退屈な日常が幸せだった事に気づく。
だが気づいた時には、もうあの頃には戻れない。
『やばい』となる前に、気づけば良かった、と
後々何を叫ぼうが、どうにもならない。