まぁ、ぼっちですから

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10/21/2023, 10:47:34 AM

声が枯れるまで

声が枯れるまで貴方に言えば良かった。

声が枯れるまで貴方に歌えばよかった。

声が枯れるまで貴方に伝えればよかった。

声が枯れるまで貴方に謝らなくちゃ。

声が枯れるほど愛してたから。

声が枯れるほど涙が出るの。

声が枯れるまで愛してたから。

声が枯れるまで嗚咽が止まらないの。

この枯れた声が治ってしまえば、きっときっと、
貴方のこと忘れてしまうでしょう。

だから声が枯れるまで叫び続けるの。

声が枯れるまで愛してたから。

10/20/2023, 10:16:47 AM

始まりはいつも

始まりはいつも雪の日

体も心も冷たくなってしまっていた日、
私の心に温もりをくれたのは君でした。

雪が溶けて、少し寒い風が吹いた日、
薄い上着を貸してくれたのも君でした。

セミが鳴き始める日、
暑いと言う私にアイスを一口くれたのも君でした。

葉っぱが赤く色付く日、
頭についた葉っぱを取ってくれたのも君でした。

体も心も冷たくなるような寒い日、
私の心に有った温もりを奪っていってしまったのは
君でした。

終わりを告げたのも、君でした。




終わりはいつも

10/18/2023, 11:08:51 AM

秋晴れ

秋晴れ。
心も晴れ晴れ

秋晴れ。
笑顔も晴れ晴れ

秋晴れ。秋晴れ。

10/15/2023, 10:15:09 AM

鋭い眼差し

冷や汗、どこに目線を向けたらいいのかわからない

目の前に居るのは親。

「黙ってたら何にも分からないよ!」

喋ったら泣いちゃうから喋れないんだよ。

「お母さんが悪かったの???」

違うの、喋れないんだよ!

「何でなんだよ、、、、!!」

お父さん、怖いよ?止めてよ。

仏壇の前で唖然とする夫婦。写真には満面の笑みを浮かべた子どもが写っていた。


鋭い眼差し。涙で前が見えなくてもこれだけは分かった。

全国ニュースにもなるほどの惨い事件。死亡者は子供が一人だけ。だが、死たいが、あまりにも酷かったのだ。

だってしょうがないじゃないか。
あの子供の鋭い眼差し。怖くて仕方がなかった。
涙で見えない視界で、頑張ってあの怖い瞳を壊したんだから。

死刑囚となった加害者は最後こんな言葉を残したそうだ。








怖いよ。止めてよ。見ないでよ。

10/14/2023, 11:17:55 AM

高く高く

高く高く、ちいちゃいお手手を持ち上げる。

高く高く、ちいちゃいからだを持ち上げる。

高く高く、持ち上げられなくなっちゃって、

いつの日か、遠くに離れて行っちゃった。

高く高く、夢を持つ君は、

高い高い、お空に行っちゃった。

「わたしね、おとうさんみたいになりたいの!!」

舌足らずな言葉、
僕の涙腺を壊すには、十分すぎて。

低い低い、椅子の上で、

高い高い、縄を見上げ、

高く高く、高く高く

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