過ぎた日を忘れ、前を向いて生きよう?
イヤイヤ、過ごして来た日こそが今の自分を作り上げて来たのだよ。
今の自分は、過ぎた日の賜さ。
だからね、容易く心の中から葬ってはいけないよ。
でもね、それが苦しくなったら、理由をつけて手放さなければならないよね、
だってさ、そうしなくては、留まって傷んでしまう。なくなってしまうかも。
理由は、自分自身が納得出来るもの、
振り返らずに済むものが良いね。
ゆっくり考えみろ。あの時の判断は間違っていなかっただろ?もしそうしなければもっと大きな問題になっていただろ?
でもね、どうしても理由がつけれないこともあるよね。
その時はね、静かに静かに一人で、その人の幸せを願おう。
それがね、自分と相手を救う唯一無二の方法なんだ。
それをね。人は『愛』って呼んでるんだ。
自分の変化には、期待と不安の両方があるよね。
自分の親や、兄弟、親戚。
血筋ってやつ?
でもね、それが影響を与えるのは、良くも悪くも一部にすぎないよね。
どんどんはみ出していこうよ。
君は君だから、限界は自分で決めてくれ。
最終から決められたものなど何もないのさ。
自分にとって一体何が幸せなんだろう。
いつになったら、その答えが見つかるのだろう。
愛する人の出会い?
家族?
健康?
お金?
名誉?
悲しみに覆われている方を助け出すこと?
この疑問にの解答に苦しんでいる人を導くこと?
全てがフラットに近くなった瞬間、
いつも真実を求めて心が彷徨う。
もっと早く気付いて入れば済んだ筈の昔の出来事。失われた命と、傷つけた心
ああ、なんて俺は浅はかだったのだろう。
もう繰り返さないと誓ったはず。でも、
今君は、本当に誰も傷つけていないのかい?
残された日々を心安らかに歩き出そうよ。そう、あの赤銅色の道を潜り抜け、
青く澄み切った無の世界に辿り着くまで。
大きく開くその入り口にある、高らかに鳴り響く鐘の音を聞くまで。