夢に放り出され

暗闇の中

吐息の先で擦り切れそうに呼んだ名前

秘密を沈めた
バタフライピーの夜空

風が運んぶ夜のミスト
雨の匂いは
もう二度と辿り着けない
想いに濡れる予感

『好き』は
尖ってて歪で
いい匂いして

触れないで…
触れていて、って我儘で

雁字搦めの許せないも
呆気なく許しちゃったり、

笑うけど
少々涙多め
だけど…
馬鹿になるほどの
チカラがあるかな、

行き着く処が何処なのか？
まだ『知らない…』
口に放り込んだ
チョコがおへその奥で
柔く甘く作用する
白地にそばかすの私は
モンシロチョウ
何処に向かうか分からないけど
蜜をすう
明日に向かって

❈ モンシロチョウ

約束も無しに

会える場所で

約束も無く『サヨナラ』したね

『また…』って微かな糸口は

もう遠い日の吐息