またね！



ゆうちゃんはそう言って転校して行った。
きっともう会えないだろうなと憂鬱な気分になりながら過ごしていたらゆうちゃんが土曜日に私の家に来て「遊びに来た！」前と同じ笑顔でジュース片手に言ってきた。思わず笑ってしまったのは許してほしい

春風とともに


姉が風に乗ってきたと言いながら桜の花びらを私の髪にくっつけてきた。だからお返しに私もくっつけてやろうと風で舞う花びらを掴もうとするが中々掴めない。それを鼻で笑った姉に花びらではなく拳を叩きつけてやろうかと思った。

涙


女の涙は武器になる。
少し涙を落とせばみんな阿呆の様に慰めてくれる。
でも君だけは私の涙を見ても慰めないで「それはいけないことだよ。」そうハッキリといった。
とても苛立たしかったたけど、嬉しかった

小さな幸せ


虹を見かけた時や四葉のクローバーを見つけた時、今の季節なら桜が咲いているのを見かけた時、ささやかな幸せを見つけるのが私の幸せ

春爛漫



桜が舞う春が1番好き

そういった彼女と今年も花見に行ってきます