11/9/2024, 12:20:10 PM
#6_脳裏_
僕の脳裏に過ぎる、何時も。
僕はずっと、貴方の呪いに苦しめられる。
これからも、明日も明後日も。
過ぎるたび、苦しめてくる。
『貴方が僕を呪うなら僕も貴方を呪います。』
2024/11/09
11/8/2024, 10:49:46 PM
#5_意味のないこと_
貴方は帰って来ない、もう帰ってくる事はない。
僕は意味のない、願い事をして希望を持ってる。
行動も選択も何もかも意味がない。
僕の努力も成果も何も意味がなかった。
でも、一つだけ意味がある事をしている。
月にお願いをしているんだ。
『貴方は、月にお願いをすれば帰って来るかな』
2024/11/09
11/7/2024, 12:13:10 PM
#4_あなたとわたし_
まるで兄弟じゃないみたいに性格が違う。
でもね、一つだけ共通点があるんだよ。
知らないでしょう。
明日に意味もない希望を抱いてるんだよ。
気づかなかったでしょう、ねぇ。
返事をしてよ、僕独りじゃ生きてけない。
貴方と一緒だから、希望を抱いていたのに。
『貴方はもう、返事をする事なんてない。』
2024/11/07
11/6/2024, 11:44:16 AM
#3_柔らかい雨_
僕が不登校だった頃。
良く、朝焼けを見に行った。
その日は、朝雨だった。
それでも僕は、朝焼けを見たかった。
雨に濡れるのは嫌なんだけどな。
その時だけ、何故か雨に濡れていいと思った。
貴方は、柔らかい雨だ。
そう言った、幼子の僕に理解が出来なかった。
『貴方の言った柔らかい雨の意味を教えて』
2024/11/06
11/5/2024, 11:48:48 AM
#3_一筋の光_
貴方がいなくなってから僕は光を失った。
ねぇ、僕はこれからどう生きて行けばいいの。
何時も夢を見る、幼子の僕と楽しそうで。
一緒にゲームしたり、一緒にお昼寝したり。
何故、帰ってくると約束したのに。
『貴方の約束を信じてる、何時でも待ってる。』
2024/11/05