恋(れん)

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12/20/2023, 9:08:45 AM

「寂しさ」

寂しさなど全て捨てていたら、あなたともっと長くの時を過ごせたでしょうか。
あなたの居ないこの世はいらない。

クリスマス私は一人で過ごす。世の中の人はパートナーと過ごしたり、親と過ごしたり、とても濃厚な一日を過ごすだろう。
私も昨日まではそう思っていた。私が、あなたともっと居たいと、寂しいと言ってしまったのがいけなかったのか。今頃あなたと楽しい時を過ごしているはずたったのに…。あなたはもうこの世には居ない。私のせいで追い詰められたあなた。私が寂しいと言わなければ何か変わっていたのだろうか。
あなたの居ないこの世に用なんかない。待ってて。

12/18/2023, 8:00:24 AM

「とりとめもない話」
至って普通の日常会話だった。
話のどこにも笑う部分はないのに彼女は笑ってくれた。そう、それが日常会話だったから。彼女は普通の人とはちょっと違った。
彼女は普通をとても好んでいた。だからこそ彼女は日常会話の、なんの面白みの無い部分で笑ってくれたのだ。そう……君は他の人と違う。

12/16/2023, 11:51:28 PM

「嫉妬、怒り、悲しみ」

羨ましかった、お母さんに愛されてるお父さんが。
羨ましかった、お父さんに愛されてるお母さんが。
羨ましかった、両親に愛されてる友達が。

全てを否定されてる私を、友達は笑った。
全てを許されてる友達を、私は嫌った。

苦し紛れの言い訳さえ許して貰えない。
泣きわめく私を、誰も慰めて貰えない。

全てを否定されている私は、今も偽りの笑顔を振りまいて生きている。
いつか、誰かに愛されるまでこの偽りの笑顔はなくならない。

12/13/2023, 10:35:34 PM

「愛を注いで」

嘘でもいいの、ただ愛を注いで。
箱から漏れ出ているその、無駄な愛を私に向けてくれれば良かったのに。

12/8/2023, 10:05:05 AM

「ありがとう、ごめんね」

彼女は私にいつも笑いかけてくれた。
「花蓮~!やっほ~!元気~?」彼女はいつも元気で私にはない優しさがあった。だけど、私にはそれが辛かった。
彼女はいつも私に笑いかけてくれた。例えそれが偽物でも私は嬉しかった。
だけど私は今日彼女に伝える。これまで向けてくれた苦しそうな笑顔をもうさせないために。
「ねぇ…嶺、いつも私に笑顔で話しかけてくれてありがとうね。今まで私の隣にいてくれてありがとう、ごめんね。」

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