鳥のように
鳥のように自由に空に飛んで行けたら。
鎖に繋がれた私は、なんて惨めなんだろう。
私はかごの中の鳥。
鳥のように自由に空に羽ばたきたい。
「さようならを、言う前に」
―――卒業式―――
今日は、小学校の卒業式!六年間勉強をしてきた学校と、お別れする日…。同じ中学に行けない子とお別れする日。
今日の私の格好は、いつもとは違う和服で、髪の毛はポニーテールの上に大きな、黒いリボンを付けている。友達も髪の毛や服装がいつもとは違って可愛い。男子はスーツ姿で格好良くきめいてる。
卒業式はあっという間で、卒業写真をクラスごとで撮っていた。卒業写真を撮り終わった後は、お母さん達と合流して、学校の中庭にある桜と「卒業おめでとう」と書いてある看板と、一緒に写真撮影を撮っている家族が多い。
「⚪⚪ちゃ~ん!LINE交換しよ~!」
と、友達が話してきてくれた。
私は卒業する前にお母さんにスマホを買って貰って卒業と一緒にLINEを交換することにしていたので、友達が私を囲むように友達が来ていた。私は順番にLINEの画面を出して、友達とLINE交換をしていた。その順番の中には学校が離れてしまう子がいたので、私は
「違う学校になるけど、LINEで話そうね!じゃあ…さようならを、言う前に…!またね!!!と、写真撮ろ!さようならじゃなくて!またねだよ!ね!また遊んでくれると嬉しいよ!違う学校だけど、また遊ぼうね。」
LINEの交換が終わって友達と喋っていると、好きな子が話しかけてきた。好きな子も違う学校で、離れてしまう。
ちょっと寂しいけどなんとかなるって、最初は思ったけど、ちょっと悲しいな…。
「⚪⚪君、違う学校だけど勉強とか友達関係とか、頑張ってね!違う学校だけど、応援してる!
また会おうね!」
って、にっこり話して終わろうとしたら、
「⚪⚪も頑張れよ。……あとさ…LINE、交換しない?俺、違う学校になるからお前の騒がしい声聞けないとちょっと寂しいんだよね。だから、LINE、今年してほしい。」
きっとそのときは私はニヤついていただろう。私はにっこりしながら、
「もちろんだよ!てか、騒がしいってなによ~!
これからもよろしく!⚪⚪君!写真も撮ろ~!」
さようならなんて寂しいじゃん。またね、のほうが絶対に良い!さようならを、言う前に、またねを言おうよ!
「鏡」
鏡、それは綺麗だった…。だけど、同時に嫌いだった。そらは、私を写すから。私は私を見るのが嫌いだった。だから、鏡は嫌いだった。綺麗な鏡に私みたいな汚いものが写っては駄目だと思い、鏡を押し入れの奥に入れた。
数年後に鏡を出して自分を見てみると……………。
私の小説を読んでくださってる皆様!ありがとうございます!ハートが1個届くたびに毎日心臓が飛び跳ねています(笑)これからも見ていただけると嬉しいです!😆
「いつまでも捨てられないもの」
何年何ヶ月たったとしても捨てられないものがある。それは……あなたへの気持ち…。
一生捨てられない、忘れることないこの気持ち。
捨てたかった、忘れたかった。この気持ちが膨らむたびに、私はどんどん醜くなった。
忘れたかった、あなたを愛した日々を、記憶を。そしたらどれだけ楽になれただろうか…。
でも
これは何年たっても変わらない。一生私はこの気持ち、この記憶と生きていかなきゃいけない。
私はどんどん醜くなっていくだろう。
「誇らしさ」
私はあなたを守れて、誇らしく思います。
たとえ、私が死んでもあなたをまもれて良かった。
あなたが悪いわけじゃない。あなたはただ、災難だっただけ。何も気にする事なんてないのよ。
あなたにはもうこの声は聞こえてないかもだけど、別にあなたが悪いわけじゃない。私の分も楽しく生きてくれればそれでいいのよ!