『たとえ間違いだったとしても』
正解や正しさの定義がある事柄なら、正しいに越したことはないですが、たとえ間違いだったとしても訂正や軌道修正すれば間違えたままよりずっと良いですよね。
かたや、人間性や倫理的な正しさは、人によって価値観が違うので、たとえ間違いだったとしても、本当に間違いなのか考える必要がありそうです。
また、人生の岐路に立ったとき、選択する道がたとえ間違いだったとしても、自分で選んだ道ならば後悔することはないでしょう。
それに、テストの解答がたとえ間違いだったとしても、間違いから学ぶこともありますし、テストの点数はテストの点数であり、その人の点数ではありません。
よって、たとえ間違いだったとしても、何も問題ないと思います。間違いを恐れて何もしないよりずっと良いですね。
『雫』
雫型の装飾品(アクセサリー)を「ティアドロップ(teardrop:涙の雫)」と呼ぶらしいです。
装飾品(アクセサリー)の形には意味があるとのこと。
ティアドロップは、乾いた大地に潤いを与える雨を「神々が流す涙の雫」とした言葉なので、「生きるエネルギー」という意味が込められ、また、「悲しいときや辛いときの涙が、感動の涙や喜びの涙に変わりますように」と、いう願いも込められているそうです。
ティアドロップのピアスやネックレスは、可愛いだけではなく、このような意味があったのですね。
プレゼントにも良いのかもしれません。
(創作します。)
ティアドロップのブルートパーズは
あなたがくれたネックレス
そして あなたの誕生石
わたしは身に付けない
あなたの支配欲が許せなくて
しまったままの涙の雫
心を閉ざした記念品
『何もいらない』
「好きなもの以外何もいらない。」
「ご飯のお供があれば何もいらない。」
「何もいらないから、コレ買って。」
「何もいらない」の前には「他には」が隠れている気がします。絶妙なニュアンス、日本語のあやふやさ、とても面白いです。こういう「言葉のかくれんぼ」を見つけるのって、とても楽しくて嬉しいですね。
『もしも未来を見れるなら』
もしも未来を見れるなら、今、わたしの腕にある時計がまだ動いているか知りたいです。
この時計はソーラー電波時計です。プレゼントでいただいた物なので、かなり思い入れがあります。
あの頃の二人が、もしも未来を見れたなら、同じ時を刻んでいない未来を、別の道を歩む未来を、どんなふうに想ったことでしょう。
愛していることに気付くのが遅すぎました。
『無色の世界』
もし時間に色を着けるとしたら何色でしょうか?
日本では、6月10日が「時の記念日」です。
これは、1920年に生活改善同盟会により制定されました。「天智天皇がグレゴリオ暦671年6月10日に、漏刻(水時計)を新しい台に設置した」と日本書紀にあり、その日付を由来にしたそうです。
なので、時間に色を着けるとしたら、水時計にまつわる色が浮かびました。
それは、きっと、清らかな無色の世界であることでしょう。