『好きじゃないのに』
文豪といわれる詩人の詩を原稿用紙へ筆写しました。
万年筆でかっこつけて書きましたが、字が下手なのは今更どうすることも出来ません。まあ、誰に見せるわけでもないですし、写したかっただけなので満足です。
筆写するにあたり、持っている詩集を並べ、どの詩人のどの作品にするか悩みました。「好きな詩」と「写しやすい詩」が違うからです。でも、悩んだ挙句に選んだのは「好きな詩」でした。
そもそも筆写をしようと思った理由は、詩を精読し熟読し味読したかったからなのに、「写しやすい」という怠惰な理由で選ぼうとしたのが、なんとも、わたしらしい間違いでした。
好きじゃないのに書き写すのは、本末転倒ですね。
(ちなみに、写したのは中原中也の「星とピエロ」です)
『ところにより雨』
何も浮かびません。
「ところにより雨」を、とりあえず母音にしてみます。
「おおおいおいあえ」になりました。
おおおいおいあえの言葉を探してみます。
こころにそらまめ
そこのきこりたて
おかしいなぁ、音が似てれば「ところにより雨」に似た韻を踏めると思ったのですが、そんな簡単なことではなさそうですね。
区切りが悪いからかな…
いやはや、言葉は難しいですね。
『特別な存在』
意味がわからないわけではありませんが「特別」と「存在」をそれぞれ調べてみました。
【特別】
普通一般のものとは別扱いにするのがよい(ほど違う)こと。
【存在】
①現にそこにあること。人間や事物が、それぞれの性質や働きや価値を持ってあること。
②哲学用語
調べることに、意味はありません。遊んだだけです。
でも、「哲学用語」は、ちょっと笑いました。(哲学が好きなもので…妙な愉快さがあります。)
言葉を調べるって、面白いですね。
と、まあ、調べてはみましたが、わたしの特別な存在は、調べる前から変わりません。我が家の猫さんです。
『バカみたい』
「バカみたい」は、日本のスラングらしいですね。
つまり俗語。
わたしは、あまり使わないようにしてます。
なぜなら、わたし自身が、バカみたいなことしかしてないからです。
ここに残している言葉も日記もボランティアも趣味も生活も、人生マルっと、何もかも中途半端で、「バカみたい」に収まってしまいそうだから使わないし、ポジティブであるための予防線です。
中途半端でも一所懸命なので「バカみたい」とは思いたくないのです。
そして、それは、誰に対しても同じことです。
(と、バカみたいに小さなポリシーを語りましたが、使い慣れず正しい使い方が、よくわかっていません。あしからず)
『二人ぼっち』
─ ひとりぼっちの「ぼっち」を二人で使うなんて、なんかずるいよ。「ぼっち」はひとりぼっちのものだもん!ずるいよずるいよ。 ─
と、ひとりぼっちが駄々をこねてます。
なぜなら、二人ぼっちは、寂しさも心細さもないからです。ひとりぼっちが一人で抱えるものの中には、二人になったとたん消えるものもあります。
ひとりぼっちはいつも一人で抱えているのですから、せめて「ぼっち」は返してあげましょう。