『蝶よ花よ』
蝶よ花よと育ったお嬢さんは、素直で朗らかな優しいお嬢さんになると思います。
明るい陽のあたる道がよく似合うことでしょう。
きっと、わたしなどは、すれ違うことすらない天使かと。
『最初から決まってた』
人生が最初から決まってたとしたら、わたしの人生をプログラムした神はイジワルだと思ってしまいます。
「わたしは前世で何をしでかしたのだろう」と、思うほどの試練ばかりで、そろそろ心が危ういです。
・神は乗り越えられる試練しか与えない
・苦しいのは成長するとき
どこかで聞いた、よくある言葉を絆創膏にして、心に貼れたら、もっと上手に息が出来るかもしれないですね。
『つまらないことでも』
「つまらないことでも笑い合える」
そんな関係が、救いになることがあります。
人は、思い詰めているとき視野が狭くなりやすいので、視野を広げるキッカケになるような存在がいると、どんなに辛くても、前を向けるのではないでしょうか。
何日か前にあった嫌なことが拗れに拗れ、収集が付かない事態になっており、今、心ここにあらずな状態ですが、解決の糸口を探すべく、頼れる存在に相談するなり、足掻いているところで、、、前を向きたいのは、わたしだったりします。
『目が覚めるまでに』(創作)
「シーッ!静かに!目を覚ましてしまうよ!」
窓辺の気持ちの良い日差しの中、椅子に座ったままコックリコックリと居眠りをしているおじいさんを指して、小さな小さな小人の青年が言いました。
おじいさんはまだ眠っています。
ホッとした小人たちは、また作業に取り掛かります。
自分たちの背より大きな針に、力を合わせて糸を通し、チクチクチクチクみんなで革を縫っていきます。
「早く!早く!おじいさんの目が覚めるまでに!」
ふあああぁ、と、大きなアクビで、目を覚ましたおじいさんは、驚きました。
作りかけだった靴が、綺麗に仕上がっているのです。
めでたしめでたし
(グリム童話『小人のくつや』を、アレンジさせていただきました。)
『病室』
去年、入院していたときに書いた詩を紹介します。
読んでいただけたら、幸いです。
『病室』
目が覚めた 白い天井がやけに近い
ああ そうか 病室だ
楽しい夢を見ていた気がする
とても楽しい夢だったのだろう
薄暗い天井と点滴に
涙が流れた
いったい今は何時だろうか
あの楽しい夢は夢だったのか
この涙はなんだろう
とりとめのない思考は
ただぼんやりと流れていく
白い天井がやけに近いなぁ
もう少し眠ろう
そして また あの夢を見よう