『病室』
去年、入院していたときに書いた詩を紹介します。
読んでいただけたら、幸いです。
『病室』
目が覚めた 白い天井がやけに近い
ああ そうか 病室だ
楽しい夢を見ていた気がする
とても楽しい夢だったのだろう
薄暗い天井と点滴に
涙が流れた
いったい今は何時だろうか
あの楽しい夢は夢だったのか
この涙はなんだろう
とりとめのない思考は
ただぼんやりと流れていく
白い天井がやけに近いなぁ
もう少し眠ろう
そして また あの夢を見よう
『明日、もし晴れたら』
「いいことメモ」を始めてから3ヶ月経ちました。
寝る前に、その日にあった「いいこと」を5つ書いてから寝ています。どんなに嫌なことがあった日でも、いいことしか書かないです。
そして、今日、とても嫌なことがありました。
明日、もし晴れたら、空を見たいです。
きっと綺麗な夏空だと思うので、明日のいいことメモに、「空が綺麗だった」と、書きたいです。
なんて明日のいいことを考えていると、今日の嫌な気分が和らぎ、モヤモヤも薄らいでくるから不思議ですね。
『だから、一人でいたい。』
「一人でいたい」と、思わないので何も浮かびません。
どちらかと言うと「一人でも大丈夫」な人間かもしれませんが…。
子供の頃、「おはなしゆびさん」という手遊び歌が好きでした。手の指を5人家族に見立てた歌です。
左右合わせると10人2家族が、いつも一緒にいてくれます。
ね、一人であっても孤独ではない気がしますよね?
だから、一人でも大丈夫です。
『澄んだ瞳』
小さな子供の瞳が、とても澄んでいて綺麗な理由は、外的刺激がまだ少ないからなのだそうです。
大人になってしまうと、白目が大気や色素沈着などで汚れてしまうのだとか…。
美意識の高い方は、白目の美白も気にするようです。
確かに、年は素敵に取りたいですもんね。
他に何も浮かばないので、詩の創作します。
『澄んだ瞳』
目を閉じると 黒い世界
透けた瞼の 赤い世界
目を閉じても 見える世界
彼女の光なき澄んだ瞳は
どんな世界を見ているのか
目を閉じても 見えない世界
『嵐が来ようとも』
会社員をしていた頃、研修で、「危険予測」について学んだことがあります。危険予測は想像力ですし、生活や仕事や車の運転など、あらゆるシーンで役立つので、日頃から使っていると、なかなか便利です。
そして、今、わたしは、「幸せ思考」には「危険予測」が不可欠なように思っています。
物事の本質を捉え、危険を回避したり、的確な対処の準備をしたり、これらが出来れば例え嵐が来ようとも幸せ思考でいられるような気がするのです。