君を探して、もうどれぐらい経つだろうか
雪が降り冷たい風が吹いていた季節も
暖かいそよ風吹く季節になった
白い息をはいていた季節から汗ばむ季節へと変わった
雪も溶け桜が咲く季節へと移り変わっている
季節とともにどこかへ行ってしまった君を探してもう何回春が来ただろうか
春のように暖かく優しい君
夏のように熱心で真面目な君
秋のように涼し気で心地良い君
冬のように儚く冷静な心をもつ君
どの季節でも君の姿を探している
君を探して、いくつも歳を重ねた
今日もまた君を探して
透明になったら
気になるあの娘のことを知りたい
気になるあの娘の頭の中は割と普通で
みんなが思う「不老不死になりたい」と願っている
透明になったらあの娘の日射しになびいてキラキラしている黒髪や震える体を抱きしめたい
意地悪ではしゃいで疲れて眠るあの娘を近くでみていたい
透明になってあの娘を近くでみていたい
透明になってあの娘を近くで感じていたい
気になるあの娘/相対性理論
楽しい人生だった
この世に生まれて、たくさんの人と笑い合い、愛し合い、楽しみ合った
楽しい人生だった
自分のしたいことをなんでもやって
友だちと夜まで遊んで、朝帰りなんてして
自分の全てをそのときに全て捧げた
楽しい人生だった
今思い返しても昨日のことのように感じる
目を閉じたらいつだって瞼の裏に思い浮かべることができる
楽しい人生だった
最期の最期まで色んな思い出で溢れ返ってくる
思い出しすぎて追いつけないぐらい
今日私の人生が終わる
でもまた私の人生は初まる
私の人生は終わり、また初まる、
いつだって星は私の味方だ
仕事でミスをしたときも
恋人に振られた時も
嫌なことがあった日も
星はいつだって私の味方でいてくれた
いつでも上からみていてくれて
「大丈夫だよ」って言ってくれる
だから私も頑張れる
なにがあっても
どんな日でも
私にはいつでも多くの味方がいる
さぁ今日も上をみよう
もし、願いが1つ叶うならば
「貴方に会いたい」
冬の寒い日にいなくなってしまったあなたの面影を
至るところで探してしまう癖はいつの間にか染み付いた
寒さと同時に去っていった貴方を思い出す度に
春はなにも無かったかのように私に微笑む
目を瞑ればいつだって貴方がいる
けれど、もう会えない
そんな貴方を想って今日もまた貴方を探す
もう二度と会えない貴方を想って