―――同棲しよう。
嬉しかった。
遠距離恋愛は
もうすぐ
1年。
正直、
キツかったし
よく続いたな
とも思う。
断るなんて
ありえない。
でも、
これは
あくまで
同棲。
プロポーズ
じゃない。
仕事をやめて
知らない土地へ
引っ越して
もし、
もしも
上手く行かなくなったら?
―――あぁ、
とっても
不安。
#光と闇の狭間で
距離って
難しい。
遠距離恋愛の時は
会うのが
楽しみで
楽しみで
今思うと
めちゃめちゃ
気合いを入れて
会える時間を
大切にしていた。
遠距離恋愛を終えて
同棲して
結婚して
距離が
ぐんと近くなると
どうしても
あれれれ?
こういう感じ
だったっけ?
という部分が
嫌でも見えてくる。
だからといって
今すぐ離れたい!
とは思わないけど
今度は
相手に
自分の思いを
どこまで伝えて
相手の思いを
どこまで受け入れるか
探り中。
#距離
あぁ、
もう
なんで
泣いてるの?
オムツ見たよ。
ミルク飲んだし。
さっき寝たじゃん。
なんでなの?
止まらない
泣き声は
―――もう!
なんで
泣いてる理由
分かってくれないの?!
と
責められているみたい。
あなたの
その気持ちを
分かってあげられない
未熟なわたしで
ごめんね。
#泣かないで
もこもこの
靴下を
買った。
そろそろ
家の床が
冷たくて
冷え性な
わたしには
普通の靴下だけでは
足りない。
暑いのも
ニガテだけど
寒いのも
あまり
好きではない。
ヒートテック
ニット
防風ズボン
マフラー
手袋
フリース
ダウン
毛布
仕事柄
外で過ごすことが多い
わたしは
毎年
色々なものに
お世話になっている。
今年も
どうぞ
よろしくね。
#冬のはじまり
わたしは
多分
繊細さんだ。
今は
キャリアを
収入を
諦められたけれど
かつての
わたしは
こんなんじゃ
ダメ!
もっと
もっと
頑張りたい!
頑張らないと!
教の信者で―――
何度か
強制終了
したことがある。
強制終了したからこそ
わたしは
わたしの特性に
気付いて
生き方を
修正してきた。
また
奢りが出ると
きっと
強制終了だ。
あの気付きと
ちゃんと
向き合って
自分の人生を
もっと
生きやすくしたい。
#終わらせないで