母は
母の兄
わたしにとっての伯父と
あまり
仲が良くなかった。
わたしたち
子供の前で
言い合い
みたいになることは
無かったし
そこは
多分お互いに
気を使っていたのだと思う。
でも
会う回数は
年々
少なくなって。
その伯父が
数年前
突然
亡くなった。
最後に
直接会ったのは
いつだっけ?
葬式で会う前に
会えていれば
良かったな。
#さよならを言う前に
今日は
くもりだ。
わたしの
気持ちを
表すかのように。
今日は
仕事に
行きたくない。
いや、
いつも
行きたくないけど。
でも、
憂鬱すぎる。
このまま
天気が
すごく悪くなって
出勤できません!
にならないかなぁ。
ならないよなぁ。
#空模様
―――
周りにいる人は
自分をうつす
鏡
だそうだ。
類は友を呼ぶ
みたいな
感じ?
あなたの周りは
優しくて
穏やかな人が
たくさん
いる。
わたしの友達も
優しくて
穏やかな人は
いるけど
あなたは
たくさんの人を
大事にしていて
愛されキャラ
なんだなぁ
と見ていて思う。
あなたを
鏡のように
真似っ子したら
わたしも
そうなれるかな?
#鏡
今まで
お世話になりました。
ありがとう。
お別れの時に
いただく手紙。
そんな
大したこと
正直、
わたしに
出来ているとは
思えない。
それでも、
感謝の言葉は
やっぱり
嬉しい。
わたしより
もっと
上手くやれる人は
たくさんいる。
わたしに
出来ることは
精一杯
全力を尽くすこと。
手紙を
読み返して
よし!
また
頑張ろう!
気持ちを入れ直す。
#いつまでも捨てられないもの
人生で
誇れるもの
って
何だろう?
それなりの
普通の人生だったし
特別な
能力もないし
ただ、
なんか
あぁ、
このタイミング―――
持ってないなぁ
わたし。
と思う瞬間は
いくつかあって
自分に
誇り
なんて
自信なんて
あまり
持てていない。
とりあえず
挫折を味わいながら
今まで
なんとか
生きてこれたことは
良かった。
#誇らしさ
目の前は
ただ
海が広がっていて
波の音が
心地よくて
リゾートに来る
って
こういうことを
楽しむんだ。
美味しい
食事を
友達と
楽しみながら
ただ
時間が
ゆっくり
楽しく
流れていく。
また行きたいなぁ。
#夜の海
―――
今日は
どこに行こう?
引っ越してきた街は
実家や前の家より
平坦な道ばかりで
自転車の変速機は
一応付けたけど
あまり必要なさそう。
毎日
スーパーは
さすがに
飽きる。
パン屋さん?
ケーキ屋さん?
カフェや
ごはん屋さんも
そろそろ
開拓していきたいな。
さぁ、
どこに出掛けよう?
#自転車に乗って