神様、
わたし
何か
悪いこと
しましたか?
あなたは
頑張った
つもりかもしれないけど
ホラ
ここ。
少し
気を抜いてたでしょ?
もう少し
頑張れたんじゃないの?
だから
事故が
起きたんだよ。
―――これは、あなたのせいなんだよ。
神様の言葉なのか
悪魔の囁きなのか。
もう
自分で
自分が
何をしでかすか
分からなくて
怖い。
#神様が舞い降りてきて、こう言った。
仕事を引き受けた。
だって
休職した人
退職した人
妊娠した人
がいて
仕事を
受けられる人は
限られてたから
仕方なかった。
その人たちを
責めてるんじゃないの。
わたしだって
迷惑かけること
あるんだから。
でもさ
わたしが
しんどくて
動けない時
大丈夫?
って
誰かに
言ってほしかったよ。
#誰かのためになるならば
海外旅行に行った時
言葉も
分からない。
肌も
髪も
目の色も違う。
食べ物
街並み
見るものすべて
知らないものばかりだった。
雨の日は
のんびり出勤していいし
夜になったら
すぐ店は閉まっちゃうし
美術館に
スリは紛れてるし
危なくて
地下鉄は
乗っちゃダメらしい。
日本
っていう
籠の中にいたら
気が付かないことばかり。
#鳥かご
女の友情は
難しいからね。
昔
母から
言われたことがある。
当時
友達が
ちょこちょこ
結婚
出産
をし始めて
なんとなく
疎遠になる友達が
増えていった。
遠くに引っ越したり
子育てや仕事で忙しかったり
多分
色々あったんだろうな
って
今は想像がつくけど
当時は悲しかった。
でも
数年に一度会うだけでも
年賀状のやりとりだけでもいい。
細く長く
わたしと
付き合ってくれる
友達もいるから。
その友達こそ
大切にしていこう。
#友情
学生時代
今の自分は
【蕾】
なんだと思ってた。
夢を叶えるために
種を植えて
芽を出し
葉をつけて
あと少しで
花を咲かせる
【蕾】なんだって。
いざ
社会に出てみたら
あの頃は
蕾なところもあったけど
それだけじゃなかった。
あの頃は
あの頃で
その時しかできない
【花】を
ちゃんと咲かせてた。
人生は
ずっと
その時しか咲かない
【花】
の連続なんだ。
#花咲いて