抱えていた
モヤモヤを
書いて
書いて
吐き出してみる。
ずっと
昔のことでも
思い出してみたら
書き出してみたら
まだ
涙が出ることもある。
何回でも
泣いていいや。
それだけ
わたしの心が動いた
ってことなんだから。
ここは
わたしのモヤモヤを
名前も顔も知らない
【あなた】に
知ってもらえる
読んでもらえる
唯一の居場所。
書くことで
読んでもらえることで
わたしは
今日も癒されています。
#これまでずっと
仕事に行けなくなった
あの日―――
同僚から
LINEがきていた。
体調を心配して
だと
分かってるのに
もう
既に
疲れきっていた
わたしは
LINEを
読むことも
返すことも
できなかった。
ごめんなさい。
未読スルーが
わたしの返事です。
#1件のLINE
何で
あんな環境に
しがみついてたんだろう?
確かに
給料は良かった。
休みもあった。
福利厚生は良かった。
その分
サービス残業は当たり前で
休みの日も
ずーっと仕事のこと考えてて
旅行に行ってても
誰かから業務連絡が来るし
いつも
必ず
誰かが誰かの悪口を言ってる。
いざ
違う環境に
飛び込んでみたら
給料は下がったし
福利厚生も良いとは言えないけど
仕事はあっさりしてて
まだ悪口なんて聞いたことない。
わたし
何で
我慢してたんだ?
#目が覚めると
いいのいいの
テキトーで。
って言われるけど
その
【テキトー】
が分からない。
テキトーに
やったつもりで
ここ違うでしょ?
って言われたら
嫌なの。
もう少し
ちゃんとやれば良かった…
って思っちゃうの。
だから
結局
テキトーが
出来なくて
自分で
自分を
苦しめる。
この生き方を
変えたいのに。
#私の当たり前
夜景を見た。
写真では
何度も見たことがあったけど
やっぱり実物が
1番キレイ。
あの明かりは
わたしの知らない
誰かのおうち。
わたしの知らない人は
こんなにたくさんいて
同じ時間を
生きている。
―――なーんだ。
わたしが
知ってる世界なんて
こんなに
ちっぽけだったんだ。
そこで
上手く行かなくたって
きっと
違う世界は
たくさんあるんだ。
#街の明かり