失われた時間
『はーい、今から失われた時間を考えますよー』
『あの……』
『〇〇発言をどうぞ』
『わたし…1ヶ月前に知人の方からの紹介で初対面の方と遊ぶ約束してました…』
『ふむ』
『そして、自分が稼いだお金を貸して。と、言われて…』
『初対面で?ナイナイ!僕は絶対に初対面の人とお金の貸したりしませんよ!』
『サイテーじゃん!』
『自分が楽しい時間を奪われた…』
『その人と、二度も遊ばなくていいんじゃない?』
私は1ヶ月前に初対面の人と会う約束をしていた。
だけど[お金]話になり、相手の給料でもないのに、
私が稼いだお金を貸して貰おう。と、おねだりしていたのだ。
その女の子は、18歳
もう成人式をしている年齢なのに、腹が立った
以前も、そのような経験を体験したことがある。
どうして私は、自分が稼いだお金貸してほしい。
と、発言する人が多すぎだ。
私は、友達とお泊まり会もしたことがない。
お泊まり会しよう。と、言われて何数年も経つ。
お泊まり会しよう。と、発言したら
そのままお泊まり会を開いて実行してほしかった。
だから、夢の中に逃げ込む私もいる。
夢の中には、私が大好きな人がいるから。
どうすればいいか分からない
短文発言を言っているけれどなかなか伝わらない
どうか、伝わりますように
子供のままで
子供らしい純粋な心でいたい
実は、幼少期からディズニープリンセスが好き。
ディズニープリンセスの、白雪姫、シンデレラ、
オーロラ姫、ラプンツェルを鑑賞してから、
プリンセスラインドレス、Aラインドレスを着ることを夢見ている。
テレビや、映画館の中で芸能人たちがドレスを着ているシーンを見ると、なぜか、私も着たいな。と、
思ってしまう
名古屋の名駅でドレス着ることができるカフェがあるよ。と、聞いたことある
だけど、もうすぐ25歳になる私にとっては、
抵抗がある。
もしも、私が結婚しても、2次会があるだろうか?
私は、友達が少ない
だけど人生の中で、恋愛をしたことある。
だけど…20代で恋愛したことは無い
したことあるけれど、その人は、今、あの世にいて
私がいる世界にはもう居ない。だから
除外しているだけ
純粋な心で[私は絶対に恋愛、結婚できる!子育てもできる!]と、日々、思っている。
昨日も、自分で手作りハンバーグを作って
味も形も良かった
自分に自信を持とう
愛を呼ぶ。
〜掛け間違えたボタン一つずつ〜
『………ん?』
〇〇らしい声が聞こえてきた。
そこに、死柄木弔が薄暗い廃墟のようなバー
[ヴィランアジト]に戻る為、暗闇を
歩いていた。彼の顔には返り血があり、落ち込んでいたのだ
〜 守りたいモノがあると、そこに未来があるんだと
君のいる場所へと迎えに行くから。今は、ハッキリと
言えるよ。大切な人よ。いつまでも私の側には君がいてほしい〜
(〇〇⁉︎…オレの事!?)
すごく安心する声の持ち主である〇〇にとって、
死柄木は、〇〇の声で落ち着きを取り戻していた。
そしてヴィランアジトに無言で戻った。
キィ…
〜ほら、素敵なことが貴方を待っている。優しい
その心が嬉しいことで満たされる。ほら、素敵なことが貴方を待っている。いつか光は届くと信じているよ〜
ポタポタッ…
〇〇が、ヴィランアジトで、俺の帰宅を
待っていてくれてその間に
静かにカラオケをしていたのだ。
そして、自然と俺の涙が落ちた瞬間に、過去が蘇った
幼少期に家族全員を殺して
大きな罪をしてしまったこと
そして、オールフォーワンに拾われたこと。
オールフォーワンに拾われなかったら、きっと
俺は、違う性格の男になっていただろう
死柄木弔は、無言で私に抱きついてきたのだ
(⁉︎…温かい死柄木くんの涙…)
私の肩に温かい彼の涙が付く。
[オレ…もう死にたいよ…]
そのように感じた私は、ギュッと抱き返した。
『崩壊個性いらない…必要ないんだよ!』
『その個性…頂戴…』
『〇〇…オレのような殺人鬼になるんだぞ!』
『…それでも良いの…』
私は、ヒーローではなく、医療従事者になることを
小学1年生から憧れていた。そして今
私は、医療従事者。
交通事故で血の塊ができたり、
ガンなどの腫瘍がある患者にとって、
[崩壊個性]の医療従事者が居ないのだ
崩壊個性があれば、一発で、血の塊、ガン細胞、ガンの腫瘍などを抹消することができるからだ。
医療従事者にとっては、崩壊個性は希望の光
(死柄木くんが崩壊個性が要らないなら…)
私は、相手の個性を奪い、借りる個性を持っている。
相手の個性を借りたり奪ったら、その人は、
無個性になる
闘いから帰宅した死柄木の身体は、暗い煙が出ている為、万が一、私を襲う可能性があるので、特殊な手袋をはめて彼を見て崩壊個性を借りた
『もう無個性でいい…』
私は、日本のヴィラン
死柄木弔の元気を見たい為、手作りハンバーグを作って
ワインも注いで、彼を慰め合いながら、2人で愛を呼んだ
モンシロチョウ
2005年、私が幼稚園の年長のときに、薄い黒のモンシロチョウドレスを着てクラシックが流れる遊戯会で
一人ひとりと、バラバラになって蝶になりきり、
手を広げてバタバタと動かしてダンスしたことがある。
蝶の中で、モンシロチョウが1番好き
家近くの細い歩道に、いつも見かけるモンシロチョウ蝶と、小さなアゲハ蝶、茶トラ猫、黒猫を見る。
緑がいっぱいある歩道。
私にとって小学生時代に、登校、下校ルートで必ず
通った。今では、イオンに行くとき帰るときに、
必ず通る。わたしが大好きな歩道でもある。
猫と、モンシロチョウに会えるから
忘れられない、いつまでも
今日は、6年ぶりに、異性とデート
その相手は、死柄木弔
(わーい!死柄木くんと、デート)
私は、畳の上でポーズしたり、化粧の支度中に、
『死柄木くんが来る♪』
と、ワクワクしながら化粧をしていたが
『オイぃぃぃ‼︎僕、登場するのが遅くない?
申し遅れました。志村新八で〜…』
志村新八と呼ばれる彼は、元気な16歳の少年だ。
ガラガラ…
『オイ、〇〇まだか』
『侵入者〜!!!!!』
僕の家に、何者かが、侵入してきた
『なにものじゃー‼︎』
と、時代劇風に僕は叫んだ
『侍は、一旦、護ると決めたものは、死んでも護る!』
『は?』
『ぼ…ぼうは(僕は)、、(ゴクンッ)志村新八だ』
『…ふ』
と、僕と同じくらいの年齢の若い男性は、
怪しい会釈を僕に返したのだ
(笑顔がコワィ…)
『死柄木くん‼︎』
『この人が、死柄木弔!!!!!』
〇〇がデート支度が整ったそうだ
が…死柄木弔と同じ容姿になるように〇〇も、
彼の顔にあるアトピー、カサカサな唇、私もアトピーを描くように、ペルシルなどを使って薄くアトピーを
描いた
『弔くん、いこ行こ♪』
志村新八は、ツッコミが多い
『ちょい、待てィ‼︎』
『死柄木弔だ………何?』
いつまでも忘れなさそうだ
『あの…僕も…ついて来ても?』
僕は、〇〇と、死柄木の個性を知らない
[志村新八の個性が面白いよ]
と、死柄木くんの右耳に小声で伝えた
[志村新八のこと、試してみてよ]
私は、個性を奪う為、死柄木弔の個性を貸してもらった
そして、、
『うあわ‼︎』
『メガネ〜‼︎』
『この世界でも個性があるんだね!』
僕以外に、〇〇と死柄木がメガネになった
僕を見て爆笑していたのだ。
『おい、メガネ』
『はい?』
『今から〇〇と、お茶しに行くから、メガネ
離せよ』
『新八くんは、私の頭に乗っていてね』
『は〜い…』
(死柄木の表情がこわすきて笑えるよー)
『グフフ、グフフ』
『…誰だ?グフフと笑ったのは?』
(僕です。と、叫ぶと…)
『アッ、メガネ(志村新八)が犯人なのね笑』
『………はい…』
死柄木の表情が、段々と柔らかくなっていく
『はは♪ギンタマの世界は、面白いな♪』
と、喜んでくれたのだ
そして、日本にある僕のヒーローアカデミア世界から、
銀魂の世界に移動した私は、意外と世界観が似ていた。
銀魂世界は、古い町並みもあり、都会もある。
『わぁ』
私と死柄木くんは、2人でデートを楽しむのであった
(僕のツッコミは………)